丁度統計系データを似たようなタイミングでアップ、ということでSouthendさんの素晴らしいエントリを紹介。目の付け所が良いな〜。
あっちのコメントにも書いたんですけど、私的には高齢だからというのはそんなに敬遠材料にはなりません。高齢で連続種付けしてる馬は活力的にどうかなあ、と思いますが、海の物とも山の物ともつかない若い繁殖より、実績有るベテラン繁殖の方が安い、ってのなら、喜んで後者を取ります。高齢を嫌がる向きは多いんですけど、若い方が良い、ってのは、あくまで「同じ素材が同じ値段で並んでたら」そう思いますが、実際は若いと言うことは適正価格が付きづらいと言うことでもあり。感覚的には「産駒が走ってない種馬の子を追う」のと「初仔・2番仔を狙う」のは同じ部分もあります。活力に期待するか、市場評価が定まってないことを嫌うか。人それぞれですね。
私が一口・POGで繁殖牝馬を選別する際の優先事項は
- 血統の質(4代くらいまでの配合種牡馬)
- 活力・繁殖適応性(空胎明け、競争生活を終えてからの空き時間)
- 初仔ではないこと
- 近親が走っていて、兄弟は大当たりが出ていないこと
- 輸入繁殖の2番仔
- 配合(種牡馬の特長を伸ばすか、欠点を補う要素があるか)
- 現役時代の印象
- 産駒の安定性
など。順位付けは、まあ、どういう馬が欲しいかによりますけど。今年の東京TCは高齢繁殖が多いと言われますけど、同じ血統レベルが若くてあの値段で出るかというとそれは無い話でしょうし。20歳越えてるか、15歳以上で3年以上連続で子を出している場合は敬遠するかも知れませんが、それ以外はそんなに。皆さんはどうですか?
ちなみに私の出資馬。カッコ内は母の年齢。
■〜8歳までに産んだ産駒
- ウインルミエール(4)ウインルーシッド(5)プリンセスデザイア(6)ルクシオン(6)ジュメイラビーチ06(7)ミューズマジック(7)ウインマジェスティ(8)シャノン(8)
■9〜13歳
- エリンズフォレスト(9)フレンチノワール(9)リーガルスキーム(9)アルシラート(10)ウインアンジェラス(10)ヴァンドノワール06(10)インディゴライト(11)ウイントリビュート(11)ピノシェット06(11)ミネラロジスト(11)ファストロック(12)メテオグローリー(13)
■14歳以上〜
と言うわけで、むしろ「若い馬はダメ」という傾向に。マジェスティは無事なら相当走ったと思いますけど。とりあえずジュメイラガンバレ。この馬は初仔ってことでかなり悩みましたが、母の競争時代のイメージと、厩舎、父、動き(馬体)で選びました。