ウインの企業努力

 が、会報のしゃちょ記事で言及されておりました。私はアン子で退会決定ではありますが。
ディープインパクト×ゴールドデイSeeking the Gold)牝:角居勝彦(予定)

 母はブライアンズタイムの11歳年の離れた妹。それでディープの初年度産駒。かつ角居厩舎。ウインとしては「最大級の顧客満足努力をしました」という募集馬ですね。当歳って事で控えめだろうけど(でもこのクラブはレジェンドという前例がある)、厩舎も加味して4800万。どうでしょう?

 ナリタブライアンの初年度産駒でも思いましたけど、3冠馬の値付けは難しいです。ルドルフとシービーは初年度から大物を輩出しましたが、ブライアンはご存じの通り。ディープはどうでしょう。小さい馬だけに、どう素質を引き継ぎつつ、馬格を嵩増しするかというところでしょうが。

 ともあれ、全クラブに先駆けて、ディープ仔を俎上にあげたという意味で、ウインは賞賛されて良いのではないでしょうか。勿論、結果でなければ反動大きいでしょうが。少なくともMK馬ばっか募集されるよりずっと良いですよねー。

ロックオブジブラルタル×ラヴインハーハートMontjeu)牝:藤原某(予定)

 これは、ウイン会員なら誰でも覚えている、「募集・満口後に取り消された疑惑の馬」スターズインハーアイズ04の初仔です。

 てか、母馬は、命を取り留めて良かった、という状態での出産。当然というか何というか、その後亡くなっています。間違いなく、体質面の弱さは娘にも影響出ているでしょう。そして、「走る馬を走らせる」事以外何も出来ない(と、私は評価している。つまり「ほっといても活躍する馬だけ走る」ってことですけど)藤原某。特に体質の弱い馬は個人的には「最悪の組み合わせでしょ」と思いますが(今となってはスターズが競走馬になれなかったこと、遡れば抽選で外れたことは幸運でした)、エイジアンウインズがG1を制し、大変いいタイミングでの募集。こっちも殺到しそうですね。

 とりあえず、この馬は「当時、抽選通って喜んでいた会員さんへの優先権」とか有ると良いのではないか、と思いますが。しないだろうな。値段は3000万円台以上取ったらボッタクリだろうなあ(3600万)。母が死んでいることを考えると、唯一の産駒で牝駒のこの馬の仕事は「競争」じゃなく「繁殖」ですからね。一番、手を出しづらいパターンです。


 しかしアレですなあ。サウスの縁馬と言い、1歳夏に出資するのすら「これからどう変わるかわからん馬にそんな心血注げないよ」とやや及び腰になる私です。当歳募集なんて、一生手を出すことはないんじゃないかなあ。過去の実績で言えば、みんな1歳通常募集の時期まで売れ残ってますしね。ウインで追加出資はもう100%有りませんが、キャロや東京でもし出てきた場合も、1歳秋くらいまで残ってるかどうかで考えたいところです。

 そういう意味で、東京の6月募集は本当に困りました…。夏の余剰金はキャロに、と決めているのです。12月に、売れ残ってる馬(多分全部w)から選ぶとするか…。

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