ベストではないが妥当な選択か

■え〜っ!武豊サムソンで凱旋門賞スポニチ

 まあ、2度3度と挑戦できるなら、そして石橋守という騎手がデビュー5年目くらいの「武豊後の世界に輝ける人」ならともかく、ワンチャンスで、内外での勝負舞台経験も不足している石橋守で、と固執する理由は、オーナーサイドにも厩舎サイドにもないでしょうね。サムソン=石橋コンビのファンには残念なお知らせですが、これで勝率が「少し」上がったかな、と思います。冷たいと感じるかも知れないけど、勝負事だし。それ言うなら昨年のドリパスの扱いの方が個人的には冷たく感じた。まあ、その辺は好みの問題としても、別に特別な事件でもないと感じる。サムソン陣営の本気が伝わってきて良し。遠征はファンのためでもJRAのためでもなく、馬主のためにやることですから。

 ただ、「ロンシャンを知る」人であれば現地ジョッキーでいいわけだし(ペリエとかルメールとか)、武にここでスイッチするのであれば、少なくとも次走の宝塚から乗せた方が良い。遠征競馬で乗れないと分かっている石橋に「国内の仕上げレース」を頼むのは、不安だし、失礼だし。逆に「もういっこ石橋に勝たせてやろう」という温情なのかも知れませんが。なんか半端に思えて仕方ない。石橋と武豊の人間関係も考慮してのことだろうか。武豊になら、石橋も笑顔で協力できる、と。凱旋門以後の鞍上も気になるところ。そのまま武豊…は、勝ちでもしない限り、無いような気がする。もう一度石橋、は、ファンは喜ぶだろうけど、煮えきらなさマックス。それでルメール乗せたら笑うけどな。

 まあ、しかし武豊にとってはアドマイヤの「拘束」が剥がれたのが良い方向に行きだしている気配。これだったら天皇賞もサムソン乗りたかったよねー。

 あとはウオッカの騎手がどうなりますか〜。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。