タツヤ〜!

前節、退場者を出しながらも、ナビスコ予選から続く傲慢かつ低劣な戦い振りから浮上の兆しを見せたレッズ。調子を上げてきた大分相手に、ここできっちり勝つことでチームは間違いなくエンジン再点火できる重要な試合。

前半からチャンスは多いが、決めきれない微妙な流れ。後半になると徐々に大分の術中に嵌り掛けたが、良い時間帯に達也のゴール。そのまま凌ぎきってみせた。

これはね、今後考えると大きな勝利ですよ。達也の復帰によって攻撃にバイパスらしき物が垣間見えてきた。そして何より達也。やはり星を持っている。フォームも8割くらいまで回復してきた。他の選手が「自分のための個人技」をひけらかすのに対し、達也は「波を引き寄せるための個人技、組織を崩すための個人技」を使うことが出来る。それにつれて、周囲の連動性も徐々に上がりつつある。

永井が周囲をフォローすることで、1トップより達也への負担も少ない。このまま上昇気流に乗っていけば、本来持っているポテンシャル、選手層で「正しい勝ち方」を出来るようになる日も近い。

今日の試合は私にとって「浦和が帰ってきた」と言える試合だった。悪い時に応援するのがサポーター、という向きもあるだろう。だが私は間違った方向へ進むチームへエールを送る気は全くない。サポーターにはチームの舵を監視する義務がある。盲目的なエールはチームを強くしない。レッズサポーターはそれが出来るからこそのレッズサポーターなのだ。だからこそ、悪い苦しい時期を超え、達也と共に走り出したレッズへの応援を私は惜しまない。どんどん走れ!

追記:まあそれでも大分にマシなFW居たら引き分け・負けの内容ではある。特に走力とスタミナで大分に圧倒されたのは情けなし。やれなきゃ言わない。やらないから言う。

追記2:小野ちんとアレは外してみても良いのではないか? 両者とも逆境で自己を取り直せる強さがあるし、甘やかしては相互のために良くない。

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