Wcup06・イングランド−ポルトガル

やれやれ、本当に毎度言うがイングランドはしょぼい。まともなワールドクラスはベッカムとジェラード、アシュリーだけ(ベッカムもかつてはトッティと並ぶ「ミスター過大評価」だったが、スペインで動きの効果性を学んで本物になった)。GK論外だしテリーとファーディナンドは読みが悪いしネビルは単純に才能無いし、オーウェンは繊細だしルーニーはIQ足らないしクラウチはでかい柳沢だしジョーコールはムラが有りすぎるし、ランパードは自惚れだし。特にランパード。こいつはすべからく「アバウト」過ぎる。そのくせボールに絡みたがる。プレミアで点取れてるのはリーグのGKレベル(特にポジショニング)が悪いのと、チェルシーのレベルが高いからに過ぎない。全くもってジェラードを犠牲にするレベルの選手じゃない。むしろジェラードの劣化版。ジェラードが居る限り不要の存在。トッテナムのキングのような選手(杜撰な守備のてこ入れにも使えるこの選手を選ばないあたり、意味不明)を下に置いてジェラードに全権渡した方がナンボか。それでハーグリーブスやダウニング、ジェナスあたり周りに置いてな。

ポルトガルにデコが居たら軽く料理されていただろうが、それもイングランドの最大の武器「運」が味方した。まあお陰で目の肥えたサッカーファンには最悪の試合になったんだけど。韓国語のヒアリングが出来ないのでお陰で雑音無い環境で見られたんだけど、日本の放送であの酷いランパードルーニー退場のシーンをなんて言ってたか。どうせランパードは「精力的で素晴らしい」、ルーニーは「可哀想」だろうな。ははは。

そもそもプレミア見てても、上のクラブは外人ばかりじゃないか。リーグのレベルを支えてるのは外人と優秀な監督。イングランド人がちゃんと働いているのは中位のクラブ。なのにスタメンは上のクラブばかり。代表監督はやる気無し。最悪だね。トッテナムのキングやデフォー、キャリックはスタメン級だし、ボロのダウニングあたりも面白い。ああ、そういう意味では2010年はもう少しマシなチームになるかなあ? でも相変わらずGKは居なくて前にはルーニーだろうからな。期待薄。その頃トッテナムがプレミアチャンピオンになってれば少しは。まあ、無いかな。あのチームも良いところまで行くと先週って自滅するしな。レノンもいるし、今プレミアでは一番先の見えるチーム。キーパーはアレなんだけど。

一方のポルトガルは、やっぱデコが居ないと普通の強豪だなあ。相手がイングランドじゃなければ、ベスト8レベルで留まるチーム。これも何度も言うが、未だにパウレタを超えるFWが出ないあたり酷い。ロナウドは、ルーニーほどじゃないがチームを引っ張るにはメンタルが未熟だし(マンUで全然精神的に成長しとらんよなあ。ファーギーも衰えましたなあ)、フィーゴには酷だし。まあ後ろがしっかりしているしマニシェランパードなどよりずっと良い選手だし、勝つ資格はある。ポスチガ、スタメンで使えばいいのになあ。コイツ育てないと2年後4年後どうするんだ? 他居ないだろう。

フィーゴベッカム両方が怪我で交代という事実(ベッカム、泣いてた?)がこの試合のレベルを物語る。決勝Tでは一番の凡戦。2番目はイングランドエクアドル。はぁ。

唯一面白かったのはPK戦でしたな。まあ、起きてたのが、まるきり無駄にならんで良かったよ。

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