Wcup06・イングランド−トリニダード・トバゴ

夜中になるとおじいちゃんが寝落ちするのでスタジオが浄化されて安心だよw

まあ、クラウチはなあ。結果的に決めたけど、そこまでアホほど決定機外してるし。本当にあれでいいんか? そもそも代表クラスのFWなのかよ、と。ルーニーが居なくなったなら、キングなりを中盤の底において、ランパードとジェラードをもう少し上に上げれば、むしろ得点力は跳ね上がると思うのだが。オーウェンは健在だが戦術の犠牲になって活きていない。しかもあの代えられ方。気の毒だ。これがクラブなら移籍すればいいんだけどね。

トバゴはスウェーデン戦もそうだけど、充実した気力とコンディションで能力を相当底上げしてるよなあ。メキシコとは別の意味で日本の範になるチーム。もう少しまともなプレイスキッカーが居たら2試合とも勝ってたかもしれん。凄い地味だけどトラップと体の入れ方が徹底的に丁寧だから、変な取られ方しない。だからディフェンスが遅れない。最後は2試合連続窒息するようなしんどい展開に耐えかねてしまったが、あの失点までは完璧だった。

でもそれ以上にイングランドがしょぼい。しょっぱい。ヒスロップスウェーデンより遙かに楽だったろうな。ほとんど枠に飛ばないし、ほとんど単発だから圧力全く掛からないし。

テレビは盛んに「優勝候補」「強豪」と煽るが、ピッチ上で描き出されるそのサッカーは欧州でもBグループに過ぎない。まあルーニーが無事ならもう少しマシになっただろうが。繰り返すようだがイングランド代表のサッカーが好きという人は余程のサッカー音痴か、マゾか、それともタレントの追っかけか。到底、目を楽しませるサッカーではないし、実のある強さもない。時折単発でうち鳴らす祝砲は派手だが、それだけ。安普請の甲板がご大層な砲台を乗せて軋んでいる。代わった両サイド、終盤のランパードの気迫、ジェラードの裁きには見所があったけどね。やっぱ単発なんだな。あとやっぱベッカムはたいしたものだね。レアルで走り回ることを覚えて、王様じゃなくなって、一皮剥けた。漸く右足のスナイプ能力が有意義に使われだした。

今日の試合を見る限り最終戦スウェーデンに分がある(イングランドファンは納得しないかも知れないが、スウェーデンが点取れなかったのは守備が良いからでイングランドは悪いから。だからトバゴは勝ち点3の可能性も捨てずに、少々終盤攻撃の追え方が雑になって、あの瞬間ベッカムをフリーにした。2点目はジェラード凄いと言うしかない)が、初戦の躓きがあるし、腐ってもイングランド。今日のように酷いなりに相応の結果は残すし、だから反省をしない。これも繰り返しになるが、今の中盤のタレントが抜けたら暗黒時代に突入するだろう。まあ、どうでもいいけど。

スウェーデン戦を涙のスキップで、明日に備えて寝ます。どうせ今の家じゃ見れないし〜(別宅で録画中)。

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