Wcup06・エクアドル−イングランド

決勝Tに残った16チームの中で断然実のないサッカーをするイングランド。くどいようだが日本にはどうしてこの国のファンがそんなに多いのかね。意味が分からない。大体イングランドは90分見てて、88分はつまらないし低レベルだ。残り2分ででたらめなごり押しが2・3噛み合って結果を出す。一時期前、イタリアのカテナチオをして「あんなつまらないサッカーが世界を制したら暗黒時代が到来する」と言われていたが、イングランドはそれ以下。確かに当時のイタリアは「つまらないサッカー」だったが今のイングランドは「つまらない」だけ。サッカーと呼ぶにはお粗末。確かに個人は素晴らしいところもある(それでもテリー・ファーディナンドは過大評価されているし、ボランチと右サイドは壊滅的に人材不足だし、ランパードは良い選手だがジェラードの方が上で、その自覚がないから厄介だし、GKはしょっぱいし…)が、何の有機性もない。計画性もない。行き当たりばったり。

というわけで心あるサッカーファンとして当然エクアドルを応援していたが、ほとんど崩しながらも詰めを欠いて、ベッカムの目を覚ましてしまった。ベッカムは前にも言ったが、フィールドプレイヤーとしてレアルという低劣なチームに入ったことで格段に成長したが、伝家の宝刀もやはりさび付いていない。完璧極まりないFK。素晴らしい。が、結局彼や、ジェラードのような本物のプレイヤーが「勝たせて」しまうことがイングランドの欠陥を覆い隠し、修正を遅くする。彼らの居なくなったイングランドはどうなるだろうか…。まあどうでもいいけど。

次の相手はポルトガルかオランダ…なんかまたラッキーパンチで勝ちそうだな。ケ。

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