Wcup06・エスパーニャ−ウクライナ

早さ>速さだな。スペインの選手は考えるスピードが速い。過去の悪癖を鑑みて、初戦からフォーム高く挑んできた。グループ最強の相手というのも恵まれた。油断する理由がなかった。ラウルら看板選手を欠いている事も意識の高さに繋がった。ウクライナにしてみれば全部逆。やっと辿り着いた舞台で厳しい相手と初戦で当たった。

点を取る時間帯、取り方共にかなり足に来る重いモノだったので、ウクライナからは本来の大胆さが失われたように思う。スペインは逆に本来の尻軽さが消えた。スペインにとっては宿願である4強の壁へ、千載一遇のチャンスが巡ってきた予感。流れの中で点が取れない不安も最後のトーレスのゴールで消したし。残った唯一の不安はGKかな…カシージャスは素晴らしいスキルの持ち主だが、やはり粗忽さが解消されんからな…。

点を取れたこともあるが、ヴィジャのポジショニングは格別だったね。今後、ラウルをどうするかも含め采配次第では良い流れが継続したり、壊れたり…。基本、スペインは自滅の多い国なので、今日の試合見てもちょっと信頼しきれない部分はある。が、強弱の判断抜きにしてやっぱ好きな国なので、ここはモノにして欲しいですな。残り2戦で良い調整を。怪我注意。

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