お笑い芸人。

超今更だが、私が面白いと思う(好きな)芸人さんについて。まあ、今後もこれまでも、芸人やお笑いについて何か言う時の「基準に」と思って。

■1位:ダウンタウン。やはり別格。「夢で逢えたら」のような混合スタイルで頭角を現し、「ガキ」のような楽屋スタイルで長年クオリティを保ち、他にも様々なスタイルの番組に、自分たちのキャラクターを溶け込ませ、変質させることなく面白い番組を供給し続けている。何より凄いのは、コンビそれぞれが「全く枯れない」こと。最初は松本が抜けていて、浜田は只のチンピラといった風情だったが、劇的に成長を続け、今では松本を脅かすほどのパーソナリティを持っている。10代から見ていて、30代まで飽きない。これは凄い。その間、番組によって当たりはずれこそあったものの、自分の中の1位はずっと不動。きっとこれからも。ただ最近、若手にだいぶん舐められている、というか安心されている(慕われている?)感じがする。もっと尖って、潰される覚悟がある若手以外寄ってこない空気を出して欲しい。「ダウンタウンに絡む」権利を争奪するシステムが必要だ。
■2位:さまぁ〜ず。まあ、バカルディ時代は「普通に好き」だった程度だが、内Pを通じて、個性が明確に掘り出されて急激に好きになった。おっさんなのに、妙におどおどして、安定度のないキャラクター。ライブなどで見せる完成度の極めて高い空気感。大竹の持つ「言霊」の凄さ、三村のリアクションの気持ちよさ。さまぁ〜ずに関しては、決して「天下」のようなものに届く芸人ではないが、とにかくひたすら自分の好みにしっくり来た。現在、不動の2位。
■3位:とんねるす。なんのかんので好きなんだな〜。やっぱ「やるやら」は面白かった。今の「食わず嫌い」とかはあんまり好みじゃないのだが。コンビの両方が好きという点で、ここまでのベスト3は他と一線画している。ただやはり、昔ほど「楽しめない」のは確か。もっとやんちゃして欲しい。
■4位:内村光良ウッチャンナンチャン)。ウッチャン単体だと、さまぁ〜ずと同じくらい好き。ただ、南原は自分のワースト1なので、強烈なマイナス作用が起きてこの辺。内村プロデュース以外では番組にも恵まれていると思えない。残念。
■5位:雨上がり決死隊。飛び抜けて面白いという瞬間は少ないのだが、いつでも安心して楽しめる。ホトちゃんが嬉々として趣味を語る瞬間以外は。まあでも、まだまだこれからよね。期待。
■6位:極楽とんぼ。これは「意外」って言われるけど。特に加藤浩次。好き。浩次とテリーの朝の番組、楽しみだから録画しちゃうよ。山本は最近ダメだなあ。あとナイナイと絡む時は随分(ナイナイの、ないし番組の)中身の無さをフォローしていると思いません? 中身無いなりに順応してるだけのよゐことは大違いですよ。
■7位:次長課長。単体でのコントも面白いし、他と絡んでも、割とどんな組み合わせでもいける。いいね。最近、井上の良さが徐々に分かってきました。
■8位:ココリコ。というか田中直樹。前も言ったが、この人の才能は過小評価されている。田中は面白いよ〜。遠藤は、まあ、それなりに。あんまり一生懸命だと引くので、痛々しくならないように気楽にガンバレ。
■9位:ロンドンブーツ1号2号。淳は今の30代前半の芸人では一番「型」を持っていると思う。しっくり来る。亮君も好きだよ。ロンブーは、良い意味で「街のチンピラ」臭さを残したままメジャーになってますよね。変わらないで。
■10位:オセロ。最近好き。二人とも、いろんなタイプの人間と絡んで、飲まれることなく確固たるカラーを出している。女性芸人では別格だと思い。
まあ、あと挙げたらキリ無いけど。品庄・紳助・所ジョージ鶴瓶・ぐっさん・浅草キッドますだおかだ石ちゃんホンジャマカ)・友近青木さやかバナナマンラーメンズアンジャッシュオリエンタルラジオチュートリアル神奈月中川家宮崎吐夢板尾創路(130R)・木村祐一関根勤勝俣州和・ヒロシ・原西・矢作、なども好き(出てるとほんのり嬉しい)。
嫌い(というか、評価低い)なのはさんま・アンタッチャブル(柴田は好き)・爆笑問題(田中)・藤井隆今田耕司・ナイナイ・ロバート・森3中・だいた・千原兄弟ドランクドラゴンフットボールアワースピードワゴン笑い飯キングコングインスタントジョンソン陣内智則・くりぃむ上田・藤本・小木、など。他にも一杯居るが、普段見る番組に出てこない芸人は、まあ基本的に無害なので。

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