企画は面白いが、似たような趣旨のドリームマッチや、鶴の間とかに比べると面子が２枚落ちくらい。バナナマンを除けば特別内村と仲良いわけでもないし、謎の選考。あと、コント前の打ち合わせ見せる必要ない。つまらなくなるだけじゃない？ それなら鶴の間形式で、相手へのコメントだけ言って本番見せる方が面白いのに。
ディラン＆キャサリン。キャラモノの定めとして、短時間しか面白さが持続しないので、このコント尺だと飽きる。だるかった。特に友近の居る意味がほとんど無い。なだぎと内村はどこか似てるなあ。
柳原加奈子。鬱陶しいわぁ〜ｗ でも他と絡んだ時に柳原の味が殺されないのは流石。内村を完全に引き立て役にした配置も◎。内村の使い方もディラン＆キャサリンより全然上手い。でもせっかく友近と同じシチュエーションで勝負出来る機会にそうならなかったのは残念。
おぎやはぎ。見たくもないけど組み合わせには興味有ったので。コントはまだ見られる。矢作の傲岸さをそのまま不快なキャラに仕上げた構成も上手い。まあ、素をそのままコントにしただけっちゃーしただけで技術かどうか怪しいけど。面白い・面白くないではなく「好き・嫌い」で論じるしかない存在。それにしても矢作の滑舌は酷い。それが面白くなるくらい酷い。不細工芸人と同じである種の武器なのかも。小木に言うことは何もない。
アンジャッシュ。コントとしてはこれまでの４組で一番面白かった。内村らしさもこれまでで一番良く出ていた。しかしアンジャッシュらしさは極めて希薄。彼らが考えたのは良いとして、彼らがやる意味がないのはまずいよな。
バナナマン。日村は誰と組んでも面白いなあー。設楽も技術高い。この２人、ドリームマッチ向きだと思うけどな。キャイーンやガレッジよりバナナマン入れようよ。今回のネタも面白かったけど、最近立て続けに１００点近いバナナマンを見てきたので、ちょい物足りないかなー。
南海キャンディーズ。ベースの実力不足は如何ともしがたいが、内村のキャラを一番活かしてた。最近のブーム芸人にありがちな「気持ち悪いキャラが受ける」パターンのど真ん中である彼らは、このコントみたいに他と絡むと面白くなる分、アンガールズやフット岩尾やその他大勢より良いかも。
フットボールアワー。「オタク」「自信過剰」「自分勝手」「世間知らず」というキャラクターは岩尾にぴったり。ウッチャンも良くやった。最近のフットは全然面白くないが、これはちょっと面白かった。岩尾の気持ち悪さ→飽きるの悪循環が内村クッションで良い方に転がった感じ。フットもコントメインならまだ食えるんじゃないかな。
面白かった順で言うと「フット」「南海」「アンジャッシュ」。この番組、私は内村ファンなので楽しめましたが、新年一発でやるならもっと大御所の芸人が核に居た方が面白いんじゃないかな。鶴の間と被るけどやっぱ鶴瓶が見たい。
