ご勝手シェアVAN10週目。

なんと言いますか。今年は騎手に関するあれこれが収まりませんね。流石にそれはあまりに常識の埒外、という出来事もあれば、それは主催側に問題があるんじゃない、という出来事も。大事なのは、競馬が無事に行われることと、それ以上に、競馬に関わる人間が楽しめること。仕事が楽しいなんて綺麗事だ、という向きもあるでしょうが、専門職ってのはある種の趣味性というか、嗜好性が担保されないと質の高い仕事を継続するのは難しいものです。

 

こういう時に良く「一般社会だったら」とか「常識を教えろ」とか言いますが、無論それはある種の正論ですが、一方で、個々人がキャラメイク段階で100点を振り分けて一般生活能力と専門スキルなど、8つの能力項目を決めると仮定すると、一般人が8つの項目に最低10点振った上で、残りで個性を出してるところ、プロというのは2点とか3点の項目がある代わり、専門スキルの所に極振りしてるからこそ成功するという一面もある、時には専門スキル以外のゼロどころかマイナスにまで下げてボーナスポイントを得て、その分も突っ込んだから超一流に辿り着いてるわけで、そこのマイナスだけ見るのは不公平、というか、横並び強要社会の悪さ≒突出した個性へのリスペクトの欠如が根本にあるな、とも思います。

実際、私の周りの専門職の人間は、一般人の友人と比べて欠落している部分は多いですが、それでも余りある才能を持っているから、認められ、成功しているわけでして。そういう人に、やれ報連相を守れとか、時間厳守とか言って、一般常識に縛ったり、定時の会社に拘束するようなマネしたところで、プロの仕事の質を一般レベルに落とす枷になるだけで、プラスにはならないんですよ。そんなことより、彼ら彼女らのクオリティを保つルーチンの邪魔になるものをどけてあげた方が、結果的に本人も、こっちも幸せになる。いいじゃない、自分には到底作れないものを作ってくれる人達が興味ない「なんでこんなこともできないの?」を、強要するのでは無く、代わりにやってやげて、その分天才達の生み出すものを優先的に享受させて貰えば。それがパラメータに平均値を振っちゃった人間の、一番幸せなあり方だと思うけどなあ。だって、突出したプロに、その専門分野で「なんで同じコトできないの?」ってもし聞かれたら「お前みたいな天才とは違うんだよ!」って怒るじゃない? じゃあ、一般常識的なことが出来ないことを「お前みたいな凡人とは違うんだよ!」って怒られたら、どう思う? なんでそこは一方通行であり得るのかな。もうちょっと、リスペクトできないかな?

 

とまあ、大多数の方はこんなこと言わずもがなで分かって生活してるんだけどね。無分別の方は声も大きくなりがちなので、厄介なのです。無論、それと法を守る/破るは別の話なので、きちんと周りの大人がフォローすべきですけど。サークルの中のルールを守るかどうか、より、そっちの方が余程気をつけなければいけない。あと、急に成功した人が、地に足付かなくなって、勘違い行動取ってしまうのも、先の話とは別のこと。というか、あまりに「それは想像出来ん」ってことが起こると、常識云々では無く、もっと深刻な問題を心配しちゃうよね。そここそ、周りの人間がちゃんと見て、気付いてやれよ、って思います。まじで、周りの人達もっと話を聞いてあげて。おっちゃん、心配だよ。

 

何の話かというと、つまり。今週の出走は無いってことです(そうだったん?)。

いや、指名しようと思った馬はいたんですけど。日曜新潟18のシベリアンデネブとか。ラスト1枠は、ビビッと来た馬に取っておくかな。といいつつ、夏競馬の内には決めたい。

 

今週の結果。

  • 出走なし
  • 合計707,210pt
  • 目標まで後…892,790pt
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