ギリギリでした。

 レプランシュシクラメン賞で1着でした。

 +10の馬体は少し緩そうに見えた。今日はゲート早く、中団の外め。どスローで折り合いに苦労して、落ち着き掛けたところで捲っていった馬に反応してまた少しそわそわ。それでも4コーナーを上がってくる時のフットワークはデビュー以来一番良く、これは勝負になるなと確信。あとは直線、前の馬が軒並み脚を残している中を差し比べで凌いでギリギリ、勝利をもぎ取ってくれました。

6日の阪神競馬では優勝。「ありがとうございました。スタートを上手に出てくれましたし、ハミがかりもデビューの頃よりずっと良くなっていましたから、スムーズに進めることができました。追って味があるタイプで、今日も着差以上に強い内容。現時点でこれといった課題もなく、今のまま徐々に成長していってくれれば楽しみです」(内田騎手)

 朝の阪神を見てて、今日は最後方だと届かないなと思いましたが、少頭数で位置取りも含めこの馬に向いてくれましたね(土日の阪神で上がり33秒台はこのレースだけ)。ペースもあのくらいの方が爆発力に繋がる感じ。上がりは33.1で、これで3戦連続最速。夏の新潟の特殊な馬場、パンパンの府中、今回の開幕週阪神とがらっと異なる条件でそれぞれマークしている多様性は今後大きな武器になりそうです。

 しかし、勝ってみて改めて。今年の2歳牡馬のレベルは異常。牝馬のトップレベルだと、牡馬に入るとベスト10にも届かないくらいの牡馬偏重の年。またこういう年に期待できる牡馬を持ってしまう運の無さも感じつつではありますが、まずは2歳のうちに2つ勝てたことで来年は堂々と重賞戦線を進むことが出来ます。未だに、出来ればマイル路線に進んで欲しいと思っていますが、1800で結果出ている以上、3歳春までに短縮は望みづらいでしょうね。じゃあ共同通信杯あたりでどうかなー。何にせよゆったり使って欲しい。

 末の切れる馬にはいつも付きまとう不安ですが、足元が無事に行くことを切に願います。

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