着順は一緒だけど。

 アイリッシュハープは京都2Rに出走、4着。

 平均的なスタートから先行グループに取りついて、直線入ってから勝負して前捕まえるほど弾けない、という似たような競馬でしたが、今日は上位3頭強かった。戦前にも言いましたが、今の時期の未勝利は相手関係ひとつで決まるところもあり、ここは前走馬券内がぞろり揃った、レース選びとしては「最悪」に近い一戦。あくまで馬のローテと言うところはあるのでしょうが、もう少しレースメンバーの情報収集とかをしても良いんじゃないの、とは思いますね。鞍上にももう少し強引、というか前走までを踏まえて勝ちに行く競馬をして欲しかった。今回の相手に、あの王道押し切り乗りで勝てるなら、前走までに余裕で勝ってますって。

 馬体重は前走−8キロ、今回−10キロ。4走前の+26を吐き出しきった恰好。そもそもこんなに増減するのは馬の問題も勿論あるでしょうが。以前須貝さんに関して、1つ勝つまでと軌道に乗った一流馬に関しては達者、と書いた気がしますが、厩舎経営が軌道に乗って、馬の質も上がったところで色々本質が見えてきたところもありますかね。大物のケアは真面目にやってますけど、未勝利〜1勝馬に対しては日に日に雑になってきている感も。関西の調教師はブレイク早いほど、こういう傾向の人、多いなあ…。次々G1馬だしたらこうなるのが、ある意味当たり前で、いかに角居さんが特別だったか、というのが改めて実感されます。

 これでお休みでしょうし、次は恐らく夏競馬。勝てる力はあるとは思いますが、こうなると後は馬より人の力の割合が大きくなるので、今日までの競馬を踏まえ、楽観できる要素には乏しいです。頑張って欲しいなあー。。。

27日の京都競馬では4着。「伸びてはいるんですが、勝ち切るにはもうワンパンチほしいですね。道中も決して楽に追走できているわけではありませんし、もう少し距離があったほうがいいのかもしれません。そういった意味では小回りの函館なんかはいいかもしれませんね。メンバーによってはまた違った走りができると思うので、次こそは勝ちたいです」(池添騎手)

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