キャロ2歳馬近況

▼エリオットベイ

この中間も順調に調整を積んでいます。現在は週3日900m屋内坂路コースをハロン15〜16秒のキャンターで1本、そのうち2日は2本登坂しています。また残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ハロン17秒台の時計では手応えに余裕がありましたので、この中間からペースを上げて対応しています。負荷を高めた後も問題なく運動することができていますし、この調子で良化を促していきたいと思います。

▼サフィロス

この中間も順調に調整を積んでいます。現在は角馬場でのフラットワークを中心に、週3回900m屋内坂路コースをハロン15〜18秒のキャンターで2本登坂しています。動きの良化に歩調を合わせるように気持ちにも余裕が出てきたのか、遊ぶ面が見られるようになってきたので、注意しながら進めていました。状態面は文句ない状態ですし、近々の本州移動を視野に入れていきながら最終調整にあたっていければと思います。

クレオール

現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週4回は屋内周回コースでハロン20秒のキャンター2400m、週2回は屋内坂路コースでハロン15〜16秒のキャンター1本の調教を行っています。この中間も速めの調教を継続していますが、元気いっぱいに駆けており不安な点はありません。後肢に力が付いてきたことでフットワークに力強さが出てきました。また、背中の使い方がだいぶ上手くなってきたことで乗り味は随分と良くなってきました。ハミ受けが良くなってきたことからも好印象で全体的にいい方向へ進んでいることは間違いありません。

ティンバレス

この中間も順調に調整を積んでいます。現在は1000m屋内周回ダートコースでキャンターを2周半の調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハロン15〜18秒のキャンターで2本登坂しています。ハロン15秒台を中心に坂路コースでは相変わらずダイナミックな走りを披露しています。精神的にウォーエンブレムの血が出てきていますので、これからの対応が重要でしょう。馬体はこれから大きな成長をみせてくれそうなのでじっくり良化を促したいと思います。


 それぞれ順調そうですが、一番早いのはサフィロスでしょうね。父のイメージよりは早くから動いてきそうな産駒の中でも、かなり早いとこ要員。成長してからの競馬も勿論ですが、まずは2歳戦でそのくらいやれるのか、楽しみでしょうがないです。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。