1歳馬近況

ミラクルレイザー11

馬体重:431kg この中間も順調に調整を積んでいます。現在はフラットワークを中心に1200mや900m坂路コースで週2回軽めのキャンターをこなしています。精神面で落ち着きがない部分があり、カリカリすることが多くまだ幼いところが残ります。馬体に関しては、他の1歳馬と比べて若干小柄に映りますが歩様はしっかりとしてバネもありそうですのでこれからどのような走りを見せてくれるのか楽しみです。まだ環境に馴れきっていないのか周囲をキョロキョロすることがあるので、今後は落ち着かせてから調整へ移行できればと考えています。

▼ヒストリックスター11

馬体重:458kg 現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、ロンギ場で30分の乗り運動を行っています。運動中も落ち着きを持って乗り役の指示に従っており、この時期の1歳馬としてはかなり大人びた印象を受けます。馬体面も背中がしっかりとしていることから動きのブレが少なく、芯の強さを感じさせます。血統的にも期待の大きな馬ですし、今後も大事に育てていきたいと思います。

▼スプリングコート11

馬体重:420kg NF空港に移動するまでは夜間放牧を行い、また並行して順致も順調に行っていました。現在は本格的な乗り運動の開始に備えてウォーキングマシンでの運動をこなしています。放牧地では元気いっぱいに走り回っていたことから基礎体力の上積みはなされており、今後の本格的な調教にもスムーズに移行できるでしょう。同じ牝系からは昨年の朝日杯FSを制覇したアルフレードが出ており、今もその血脈に勢いがあることを証明しています。本馬にも持てる能力をどんどん2歳戦から本領発揮してもらいたいところです。

ケルティックハープ11

馬体重:440kg 現在は1000m周回ダートコースでダク1周とハッキング1周の調整を基本に、日によって1000m坂路コースにてハッキング1本といったメニューをこなしています。騎乗運動時も特に癖はなく、鞍上に対して従順に運動をこなしていることは好感が持てます。以前は坂路の途中までダクで上がる調整でしたが、ここ最近はテンからハッキングで上がるなどキャンターの距離を延ばすことで負荷を強めています。それを涼しい顔でこなしていることからも、基礎体力がしっかり付いてきていることが窺えます。父スペシャルウィークからは帝王賞ゴルトブリッツや5連勝で重賞を制覇したローマンレジェンドが出ているようにダート戦線でも力を十分に発揮しています。母はダートで3勝を挙げていることから本馬にも大舞台での活躍を期待したくなります。

 どの馬も大きく変化無く、順調。今の時期はそれで充分。完売した2頭に比べ、残っている2頭が実馬よりもプロフィール面を強調した空褒め気味の内容なのは仕方ないですね。


 ケルティックハープはゴールドシップ菊花賞を踏まえ、先週売り出されましたが、1週でトップ外れましたw ご一緒さん増えたのかなー? リリーバレーのコメントはなかなか具体的ですね。

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