次が正念場。

 フレデフォートは12着。+22の馬体は立派に見えた。抜群のスタートから先手をすんなり取り、楽に行っていたように見えたが直線バッタリ。

 ブリンカーで気分よく行きすぎた+太め残りで息が入らなかったですかね。「北海道の芝なら」との思いは出資者共通の「希望」だったと思うので、ショックではありますが、良化の余地の大きい競馬。次改めて期待したいです。去年の北海道では1分10秒前後で走れていた馬。今日の時計なら押し切っていても良いはず。まだ本物じゃないのでしょう。

 とにかく先行して味のない競馬になってしまっているので、ブリンカーは外した方がいい気がしますね。太かったとはいえ、余り成長の無かった馬体を大きく見せてきたのは収穫。遅まきながら成長期に入ってきたかも知れませんね。

7日の函館競馬ではスタート後にスピードの違いで先頭へ。そのまま押し切りたかったが、最後は脚色が鈍り12着。「お休み前、競馬の回を追うごとにスタートが良くなっていましたから、今回もある程度は速く出るだろうなと思っていました。実際スタートをポンっと切って、そのあとは持ったままなのにビュンビュン進んでいきました。まわりがまったく競ってこれないほどでしたから速いだろうなとはわかっていたんですけど、あの形になってしまっては変に引っ張ることもできないのでそのまま行くしかありませんでした。あれで残ってくれればと思っていたのですが、道中はハミをいくらか噛んでいましたので、その分最後は踏ん張れませんでした。ブリンカーが利きすぎたのかもしれませんが、決して悪いことばかりではないでしょう。以前は終いが甘くなっていたので後方からの競馬を心がけていましたし、今も可能ならば前に馬を置いて形にはめて進めたほうがいいのかもしれませんね。コントロールが利くように厩舎スタッフと相談しながらいろいろ考えていければと思っています」(古川騎手)「馬体重は大幅に増えていましたが、体つきを見ていてもこの馬としては太いということはなかったし、むしろこれくらいがいいと思います。休養前のレースがひと息だったので気持ちを出すためにブリンカーを着用したのですが、かなりの行きっぷりでした。ジョッキーは“利きすぎたかも”と言っていましたが、それだけでなく、レース前からイレ込みがきつかったので余計に最後の踏ん張りに響いたところもあると思います。このあとはレース後の状態を見て調教師と相談していきますが、レース後の精神面などを特に考慮しながらどうしていくか考えていくことになると思います」(安田翔助手)じっくり乗り込んで復帰戦へ向かいましたが、レース前から力みが見られた分、最後は後続のプレッシャーを凌ぎ切ることはできませんでした。今後についてはレース前からイレ込みが目立っていたように精神面の変化をよく見て、このまま調整を進めるのか、いったんリフレッシュさせるのかを判断していくことになります。

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