うん。

13日は栗東坂路で15−15程度を行い、14日は軽めの調整を行いました。「先週水曜日は美浦にいて翌日栗東へ入って状態を確認してきました。疲れているという報告は受けていたのですが、直接見るとやはり使ったなりに負担がかかりやすい左肩を中心に硬さが見られましたし、そのまますぐ競馬というのは得策ではないのかなと思えましたので、今週の競馬は無理をしないで見送ることにしました。ただし、先週一杯楽をさせたことでだいぶ疲れは抜けていますし、心配するほどではありません。いちおう4週目の限定戦を第一目標に調整していくことにしていて明日以降のどこかのタイミングでサラッと軽めの時計を出す予定です。今度は佐藤哲三騎手にお願いする予定です。彼は独特の感覚を持っているジョッキーなので、掴みどころが難しいピースには合いそうな気がしますからね。火曜日にも15−15程度を行った際にも跨ってもらって、ピースの雰囲気を感じ取ってくれたようです。今後も定期的に乗ってもらいながらより理解を深めてもらえればと考えています」(小島茂師)30日の京都競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1800m)に佐藤騎手で出走を予定しています。

 素晴らしい鞍上確保して貰いました。

 地方騎手のメリットって「追えること」って言われますけど、私が思う一番の美点は「勝負できること」だと思うのですよね。騎手だから勝負して当たり前だって言われるかもですが、ここで言う勝負は「勝ちに行くためにレースを壊せるかどうか」「能力を補うために思い切った騎乗が出来るかどうか」です。流れに好位で乗って、たれず伸びずの掲示板確保、なんてのは勝負という観点から行くと0点です。そういう騎乗をしたら4・5着の馬を、どこかで(周囲の)仕掛けのタイミングや進路取りを乱して2着3着に上がれるか。塞がるリスクを冒してでもインを突いて能力差を詰めるかどうか。

 そうした意味で、地方騎手以上に私が「良いなあ」と思うのが、ノリちゃんとサトテツさん(この2人で「事後」のアルシラートが勝っているのは偶然じゃないでしょう)。そしてナベヒロ。そうなんですよ、贔屓騎手のナベヒロには、私は「佐藤哲みたいな騎手になって欲しいなあ」と思っているのです。

 そんなわけで、小牧→サトテツは私にとっては「鞍上超強化」。厩舎とも縁がある人ですからね。今後興味を持ち続けてもらえると良いなあ。とても楽しみです。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。