今までの苦労は。

 なんだったんだ。マージービート。スーパー未勝利を五十嵐騎手で快勝しました。

 一度使って状態は良好。この馬の歯車が狂いだしてからではベストコンディションと言える。スタートは平均的で、余り前へは押さず、中団グループ後方のイン。単騎で行くことでリズムも良く、3コーナー外から先頭グループを追走する5番手。4コーナーでインに回り、逃げていた馬を交わすと後は楽な流れ。流し気味の2馬身半差の楽勝。

 これまで何か一つ二つ足りない状態が続いていましたが、まあ未勝利を勝つ力があることは分かり切っていたわけで。後は流れなど他力の部分。今日は本当にその辺恵まれました。先週同様、相手関係も楽でしたし、それ以上に展開が向きました。あそこまで都合良くばらけるのはなかなか。スーパー未勝利の良い面に助けられましたね。もともと「500万2つを含め3勝は固いし、1000万でこつこつ稼げる」というのを「下のイメージ」で持っていたので、そこには乗ってきそうですね。昇級しても大きな問題はないんじゃないでしょうか。勿論、勝ち負けはまた他力なんですが。

 何にせよ、馬と騎手はよく頑張ってくれました。印象最悪になりつつあったこの厩舎も、リミッターが外れてしまえば「どんどん使う」というプラスの部分が前へ出てくるでしょう。ダメージを取り除きつつ、今後も楽しませて欲しいものです。なんやかんやで、今日を入れて未勝利で約2000万。良く稼ぎました。ペイラインも間近です。

 先週のフレデフォートに続き、スーパー未勝利を2週連続勝利。こういうのも珍しいですね。最終的にキャロ3歳世代は4頭出資で3頭勝ちあがり、1頭は未出走ということで格好が付きつつあります。まあ、マル外2頭がもっと稼いでくれないと、成功なんて口が裂けても言えないですけど。私も長いトンネル(4ヶ月未勝利)を抜けたら息が整った感じ。何とか2010年良い形で着地したいですね。(特に)頑張れ2歳。

18日の札幌競馬では道中内々で脚を溜める。勝負どころから徐々に先団との差を詰め直線ではスムーズなコース取りで突き抜けて優勝。「道中は単騎での追走になりましたが、自分のリズムで走っていましたし、しっかりと脚を溜めることができました。勝負どころで狙いどおり最内が空きましたし、スムーズに反応してくれましたね。これまで惜しい競馬が続いてしまっていたようですが、最終戦で自分が乗って結果を出せましたし、うれしい勝利を挙げることができました」(五十嵐冬騎手)多くのレースで入着を果たしていたように力があるのはわかっていましたが、最後のワンパンチが足りず勝ちきるまでには至っていませんでした。これまでのレースではワンペースになってしまったことがある中、今日は素晴らしい末脚を発揮し、後続を離して優勝してくれました。今日の勝利が本馬にとって本当に大きな1勝になったことは言うまでもなく、引き続きその成長を見守って行きたいと思いますが、直線ではトモを落とすシーンもあり、今後脚元を含め慎重に状態を確認して疲れを癒していく必要がありそうです。今後は放牧に出して疲れを癒すことを考えています。

 馬三郎のコメントでは「トモを落としてやめようとしていた」と気になるコメントがありましたが、こちらでは触れられず。む〜?→追記:クラブコメントで足されましたね。ダメージ無いと良いな〜。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。