オグリ。

 オグリが死亡したわけですが。周り(非競馬者)の反応が結構大きくて、改めて驚きました。

 我々にとっては、あの有馬記念からずっと変遷を見聞きして知っているわけですし、種牡馬として失敗し、引退しての余生でしたし、25歳という年齢でもありますし、感慨こそあっても悲劇性はほとんど感じない(ですよね?)のですが、世間的には「スーパースター死す」的な反応。当時の記憶(その時代の自分の思い出込みで)美化も相まって、結構感情的な反応に接しました。まあ、細かい説明も野暮なので「そうだよねえ〜」で切り抜けてきた次第ですが。

 あわせて、ディープ産駒が走り出したタイミングでもあるので「オグリキャップは何で子供出来なかったの?」とか聞かれたり。競馬ファン以外にとっては、繁殖というのはあくまでセカンドライフであり、余程活躍しない限り「余生扱い」なのだなあと改めて実感しましたね。

 さておき。私の競馬人生はオグリ4歳(当時)の有馬記念を見てしまったことから始まったわけで。一つの区切りではあります。安らかに。

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