中1・中1。

2月27日レース後のコメント。池添騎手「先頭に並びかけた時にはいけると思ったが、逆に相手に突き放されてしまったね。でも、シャアが体を併せてきたら、もうひと伸びしてくれたからね。状態も良くなっていたし、ここを使ってさらに良くなりそうな雰囲気です。チャンスは近いと思います」角居調教師「ここ2戦を見る限り、道中の折り合いはもう大丈夫ですね。平坦の方が終いの踏ん張りが利きそうなので、次走は3月13日の中京(D1700)を予定します。引き続き、池添騎手で考えています」

 「ちゅういち」ではありませんw まあ、ジールの(競走馬としてのゴールに対する)仕上がり的な度合いとしてはそんなもんでしょうが。

 先日「角居厩舎の休み明け中1週は必殺条件」と書きました。どちらかというと(条件馬は)調教<レースと言うことで、使って良くなる前提で復帰させることが多く、間隔を詰めての叩き2戦目の成績が良い、という意味です。実際、角居厩舎の休み明け(叩き)2戦目成績は16−15−14−104(2007年以降)で、そのうち中1週での参戦は8−4−5−27と勝ち鞍のうちの半分を占めます。

 一方で、叩き3戦目の成績はというと15−13−9−56で連対率(30.1%)、複勝率(39.8%)は全ローテ中トップ。では叩き3戦目で中1週はというと…実はあまり良くありません。4−3−3−20でいずれも厩舎の平均以下。勝負は「間隔を詰めた叩き2戦目」か、「少し間隔を開けた叩き3戦目」と言えるでしょう。

 単純にジールに関しては、相手が悪かったとも言えます。昨日の勝ち馬、エアインシャラーは明らかに1000万条件の馬で、休み明けながら−12でビシッと仕上がっていました。ジールも−6と絞れていただけに、上積みは疑問ですが、前走くらい走れば十分に勝てるのではないでしょうか。何とか決めて欲しいですね。

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