デフラグツール。

 皆さん、PCのデフラグってしてますか? 私は週1回はしています。でも、「したことないよ、なにそれ?」という方もいるのではないでしょうか?

 素人的説明で恐縮ですが、PCにデータを保存する際、HDDの1カ所にデータを保存してるわけではありません。大きなデータだと、HDD上の空き領域に何十個にも分割して保存してたりします。そのばらけた状態を「フラグメント=断片化」と言います。考えていただければ分かると思いますが、フラグメントファイルは、呼び出すのに手間が掛かり、PCが重くなる・HDDの負荷が高く、壊れやすくなる、などの問題があります。

 それを解消するのが「デフラグ」という作業です。WINDOWSの標準機能(XPならコントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→管理ツール→コンピュータの管理)でも出来ますが、ここで出来るのは文字通りの「デフラグ=断片化の解消」だけです。断片ファイルを統合しても、ディスクのあちこちにばらけてる状態は変わりませんので、作業効率はあまり上がりません。

 HDDって、中にCDのような円盤が入ってて、そこにデータを書き込んでいるので、内側の方のデータを読み出すには、手間が掛かるんですね。そこで、デフラグをしながら、使用頻度の高いファイルなどをディスクの外側に移動させることで、作業効率が上がるわけです。それをやってくれるフリーソフトがあります。

■ULTIMATE DEFRAG

 このソフトはいいですよー。色んなオプションで、「新しいファイルを外側に」「使用頻度の高いファイルを外側に」など、使い勝手に応じてデフラグとファイル整理が出来ます。ソフトそのものは英語ですが、こちらの日本語化パッチを当てると、簡単に日本語に出来ます。操作も簡単。一度、OSの入ってるドライブだけでも良いので、是非最適化してみてください。実感できる快適さと、グラフィカルに整頓する様が見えて「こんなにとっ散らかったマシン使ってたのか」と愕然とすること請け合いです。

 ちなみに、ソフトそのものは結構軽いですが、HDDの空き領域がないと、移動がスムーズに行かず、時間がとても掛かるので、要らないファイルなどを削除して、極力軽くしてからデフラグすることをお薦めします。

▼参考:【Vista/XP】よく使うデータは「Ultimate Defrag」でHDD外周に

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