明日の小倉１１Ｒ、筑紫特別に出走するミューズマジック。多分、人気は全然無いでしょう。状態的にも、１週伸ばしたことで上積みはありましたが、まだまだと言うところ。ここはちょっと期待しづらい面もあります。
ただ、先週までさんざんやってきた通り、馬場が荒れる前の小倉は特殊なんですよ。単に時計が早いだけじゃなく、ここへの適性が必要になる。そういう意味では、ミューズは決してオッズ通りの存在ではないです。
昨夏、小倉で未勝利を勝った時計が１：０８：３。その次のレースが１：０８：６。今日の小倉で芝１２００は３鞍ありましたが、３歳未勝利の時計は１：０８：６。馬場差を考慮しない時計比較には何の意味もありませんし、相手関係の差もありますが、先週土曜の有明特別（３歳上５００万）が１：０８：１。少し内は荒れてきたようですが、まだまだ時計は良好。時計は足りていますし、ミューズに合っている馬場であるとも言えます。
今回の出走馬で、同時期の小倉でミューズより上の時計があるのはシロキタカーニバル（１：０７：９）、メイショウシオギリ（１：０７：６）、ロックオブサリサ（１：０８：１）、マイネルプルート（１：０８：０）の４頭のみ。シロキタカーニバルは、昨夏にミューズが未勝利勝ち後、挑戦した５００万の勝ち馬ですが、その時はスタート微妙で後手を踏んで０．６差。もうちょっと詰まってもおかしくないでしょう。
そのシロキタカーニバルは、小倉芝１２００を３回走って、全て１：０８：３以内に収めている「夏の小倉馬」。開幕週の有田特別は流石に時計速すぎましたが、ことこの場所であれば断然人気になりそうなロックオブサリサと能力差は感じません。シロキタとミューズのワイドをお楽しみでちょっと買ってみようと思います。
まあ、ミューズは掲示板目標。良い競馬して欲しいです！
