(ウインアンジェラス)素人以下としか。

 ウインアンジェラスは中山6Rに出走、差す競馬を試みて惨敗。

 スタートは速いほうだったけど、抑え気味に進めて、先行集団と離れた6番手。ペースアップしたところでもがっちり抑えて前へ行かず、コーナリングで先行集団の外へ持ち出すもこれっぽちも弾けず。9着。

 ほれ見たことかとしか言いようがないですね。ダンチヒがあんな競馬して、好走するはずがないってのは、競馬5年も見てる素人なら誰でも分かるレベルの「常識」なんですけど、プロの調教師でもそんなこともわからんもんですよねえ。プロだからこそ、血統に囚われず、現場判断で色んなアレンジをしていく、という意識は立派なのですが、基本を疎かにするのは、冒険ではなく「迷走」でしょう。プロ失格と言わざるを得ない。津村君は気の毒…と言いたいですが、クラブコメントで「意見が合致しました!」とか言ってたし同罪。同じ、中団から進めるなら、もっとマクリ気味に行かなきゃ。勝つ気がなかったとしか思えないな。

 まあ、人間、失敗はします。この厩舎は、失敗多すぎるけど、それでも良いでしょう。そこから、学ぶモノがあれば。別の敗因を持ち出して、次もこの無駄な競馬をするようなら、もうお終いです。学習能力ない人間は、大嫌い。ウイン最後の出資馬なので、最後まで面倒を見るつもりでしたが、ストレス溜まるだけなら、放棄退会します。結論は、次のレース後に。

 鈴木伸師に関しては、以前こんな評価でしたが、現状でDランクに落ちてます。このまま退会ならE。それでもFにはなりません。Fの2人は別格です。逆殿堂。

※フレンチノワールに関しても、「差すのはどうなの?」とずっと言っていたので、一緒に思えるかもしれませんが、ちょっと違うのです。フレンチデピュティは自在性の高い種牡馬。特にダートでは変幻自在。ダンチヒ系はワンペース(ハイペース)の先行しかない血統。個体差はありますが、九分九厘、前に行かないと勝負にならないです。加えて、ウインアンジェラスは昨秋に、前に行きつつ、鞍上が調子扱いて後ろを待って追い出すせいで、瞬発力負けするという、愚かしい競馬を繰り返していました。あれを見て「溜めずに突き放せ」とずっと言っていた出資者、「差してみよう」と思った調教師。そういうことです。いや、フレンチについては、今でも「差しはないよ」と思ってますよ。

レース後の津村くんコメント「逃げる気はなかった。予定通りの競馬だったが、全く弾けなかった。ちょっと分からない」もうちょっと勉強しましょうね。

▼クラブコメント
1/18(日) 中山 6R 4歳以上500万下 ダ 1200 55.0 津村 明秀 9/16着

津村明秀騎手 馬の雰囲気は良かったですし、位置取りも思ったとおり。手ごたえも十分でしたし、後はどれくらい伸びてくれるのかな、と思ったのですが、直線で外に出してからは、調教などでは頭をグッと低くするのが、逆に上げるような感じになって、ハミを取ってくれないんです。どうしてなのか…。全然、能力を出せていません。ただ馬群にいると、少し窮屈そうなところを見せるので、極端な競馬をしたほうがいいのかもしれません。

鈴木伸尋調教師 どうしてなんだろう。行く気もあったし、リズムも崩していないから、伸びてくれるはずなんだけれど…。前に騎乗したユタカ(武豊騎手)が「難しいところを持っている」ということを言っていたし、後藤も同じようなことを言っていた。きょうは気難しさを出してしまったということだと思います。安定して力を出せるように、ブリンカー着用をはじめ、いろいろと考えてみなければならないと思います。

及川の目 調教の動きが良かったですし、パドックも好気配。勝利を意識しての観戦でした。うまく控えて競馬をできていましたし、道中の手ごたえも上々。なのですが、ラストは伸びてきません。聞けば追い出してから「頭を上げてしまった」とのこと。前残りの競馬が続いていましたし、この競馬も先行有利でしたが、決してあの位置から届かないという馬ではないはずです。今後のことを考えても、気持ちを切らさずにレースを進める確実な方法を見出してもらいたいものです。

 及川さんは分かってるでしょう。ちゃんと要求してください。津村君も本質的には分かってるっぽい。調教師はなーんもわかっとらんな。しっかりせよ。

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