(ウインアンジェラス)ふむ……

 ウインアンジェラスは堤調教助手の騎乗で南コースの角馬場入り。常歩にダク、時折軽めのキャンターも行って乗り込まれています。
 「前走が久々の芝のレースでしたから、レース後は少し疲れているかな、と思ったけれど、もう大丈夫ですよ。距離が1200mになるのはいいと思うし、しかもハンデ戦。ボク自身も期待していますよ」と、担当の川崎調教厩務員は話していました。
 なお、来週の新潟日曜10R「飯豊特別」芝1200mですが、前走で騎乗した勝浦騎手が北海道遠征予定とのこと。そこで鞍上には北村宏騎手を押さえているそうです。

 中1週でも使えるほどに体調が安定しているのは良いことですな。以前は厩舎の牧場の連携のまずさもあって、なかなかトレセンで上り調子のまま数戦使えることがなかったのですが、休み明けから8分→9分という感じで使えるようになりました。今がチャンス。

 新潟芝1200は内回りコース。ダンチヒには向く印象がありますね。鞍上キー坊ですが、「本質的に」この馬には合うでしょう。彼が、ファストロックで何度か見せた「早めに抜け出してお釣りが切れる前に雪崩れ込む」競馬。あれが「ザ・ダンチヒ」の乗り方なわけですから。ダンチヒ乗らせたら今、日本で有数の騎手と言えるかもです。逃げ・先行馬…特にインから進められる性質の馬に乗った時は、紛れもなく一流騎手です。

 ただ、芝の1200ですんなり先行できるかですね。出が悪かったり、位置取りに手間取るようなら、そこから強引に番手を確保するような騎手ではなく、そうなると、中団より後ろからバタバタ、という彼の「二流部分」が出てくる。スタートもですが、枠も肝心ですね。4枠より内を引いて、かつ、すぐ外にテンの速い馬が居ないことが「最低条件」か。

 これで6戦連続の乗り替わり。4戦連続の初騎乗騎手。前から言っている通り、この馬は一度乗って騙されてるかどうかで、大きく対策力が変わってくるタイプなので、テン乗りは基本、割引です。ただ、前走の勝浦騎手は上手かった(まああれは、付いていけないので騙される余裕もなかったという話も)。キー坊にも期待。17戦して12回馬券に絡んでいるフレンチノワールほどでもありませんが、この馬も同じく17戦(年齢差の分、厩舎のオペレーション能力の差だな)して11回、4着以内に来ています。元気に頑張れ!

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