(ウインアンジェラス)厳しいなあ。

 ウインアンジェラスは東京12Rに出走して11着でした。パドックで少しコトコトして見えましたし、返し馬もあまりスムーズではない。ゲートの出も平均的で先行力を活かせず。なんかこの馬の良いところが見えないレースでした。放牧から厩舎でほとんど調整せずぶっつけレースに使うサイクルはそろそろ限界なんじゃないかな。それが鈴木伸先生のスタイルだと言えばどうしようもないけど…。
6/15(日) 東京 12R 4歳以上1000万下 芝 1400 55.0 津村 明秀 11/13着

津村明秀騎手 返し馬までは落ち着きもあり、感じはよかったのですが、ゲートに入ってからずいぶんとうるさい素振りを見せてしまっていました。それでスタートは出遅れてしまったのですが、決して無理をしたわけじゃなく、好位につけていたのですが、4コーナー手前からハミを取らなくなってしまいました。その後は追っても反応がなくて…。多少、背から腰にかけてのハリは感じはしましたが、このような結果になる馬ではないはずなのですが…。
鈴木伸尋調教師 背から腰にかけのハリはあったにせよ、昨年に勝ったときと比べて、デキ自体に遜色はなかったと思うのですが…。ただ、やはりまだ弱さを残していることには違いがないので、疲れが出ても緩ませずに調教を課して行くことで、強化を図ったほうがいいのかもしれません。これで降級になりますが、福島の500万下クラスの芝1200メートルは出走が難しいことが予測されますので、次走は新潟になるかもしれません。厩舎に戻ってみて様子を見た上で、調教方法の変更も含めて、方針を決めたいと思っています。
及川の目 この中間に背腰のハリが指摘されましたが、パドックでの歩様も悪くなかったですし、いい状態での出走と思えました。ですから、出遅れから好位まで追い上げての競馬になったとはいえ、早々に手ごたえがなくなってしまうことは予想外でした。ただ勝ち時計が速いレースでしたし、見た目以上のリキみがあり、それが最後に影響したのかもしれません。いずれにせよ今後に課題を残したレース内容でしたから、師の提案する調教方法の変更など、様々なことを試してみるのもひとつの手だと思います。

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