ローズS。

 本番を占う好メンバー。1800になったレース。そこが勝負の綾になりそうだが。

 春の段階から「本番は秋華賞」と言いつつ、本命にし続けてきた07ブラックエンブレム。一夏の成長はライバルを圧倒し、戴冠への期待は膨らむ。追わせるウォーエンブレムは岩田に合う。松岡君には悪いが、彼が色々あってマイネルを選んだことで、より期待度は上がった。ここは見た目にも陣営も認める通り、いかにも「休み明けで使ってから」の雰囲気だが、1800という距離を計算に入れると、ここでこのコンディションでも勝ち負け出来ないようでは、春の王者との差は逆転不可能。思い入れも込みの◎。

 春の王者2頭。安定感の11レジネッタと爆発力の01トールポピー。本番で買いたいのは後者だが、メンタル面からも不思議な取りこぼしが多そうなタイプで、1800という微妙な距離、鞍上のとっぽさも含め、休み明けでの信頼度は高くない。ここを勝つようなら本番は白旗だが、ここは3着までか。▲。クイーンSでも厳しい流れを追いつめたレジネッタは叩いた効果見込め好走必至。計算できる存在(桜花賞馬に失礼な話だが)としては明らかに◎以上の○。

 アンカツがいかにも試し乗りをしそうな08オディールは少々買いづらいが、抑えないわけにもいかない。春の勢力では1800合いそうな06エアパスカル、18マイネレーツェル、あとは1000万で勝負出来た05メイショウベルーガと12ダイワスピリット、02トラストパープル。本来なら3着は穴狙いしたいレースだが、例年以上にレベル高く、上位が揃ってミスしないと厳しいだろう。この辺まで。

 07の単複、07→11の馬単、07一頭軸の3連複(07・112頭軸を厚めに抑え)、07・11二頭軸マルチの3連単(07→11が本線、裏も少々厚めに)。

 セントライトは、逆にあまり本番へ向け興味の膨らむレースではないものの、マイネルチャールズを尺度に各馬の素材を計る「勉強向き」のレース。ブラック同様春追いかけていたタケミカヅチは微妙そう。キングスエンブレムを軸に、ダイバーシティ、ロードニュースター、キングオブカルトダイワワイルドボアあたりに期待。

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