欧州駆け込み移籍諸々。

■ロビーニョはチェルシーではなくマンチェスター・シティへ移籍

 なんだかなあ。サッカーに情熱の無さそうな金余りの間を転々とするマンC。瞬間的にタレントが揃って強くなることはあっても、土台からの強豪になることは当分無さそう。フェリポンの居るチェルシーではなく、マンC移籍となったのは、ロビーニョの「もうレアル出たい」とレアルの「チェルシーには売りたくない」が結合して横道に逸れて行った結果か。みんな不幸になりそう。
 ブラジル人選手ってのは、どうも移籍で株を下げるね。そういうDNAなんだろうけど(享楽的って言うか、目的と手段がすぐ逆転するって言うか)。

■アルシャービンのゼニト残留が決定

 結局、今オフ最大の目玉は残留。ゼニトは売り時を誤った気がするけどなー。CLで大暴れしそうな予感だけに、株が上がる可能性もあるけど。で、スパーズは。

■パブリュチェンコらを獲得 トットナム

 両睨みだった、もう一人のロシアのエースを獲得。とにかく凄いスケールの選手だけど、前も言ったけど、シュートの下手さも尋常じゃない。とんでもない化け方をするかもしれないし、全然期待はずれの可能性も。で、スパーズのエースは。

■マンUがベルバトフ獲得 移籍金約61億円

 予定通りマンUへ。移籍金も含め、スッキリ納得。マンUに取っては、ファンニステルローイ以来の恋人獲得。昨年の攻撃も素晴らしかったけど、やっぱり軽量級の感は否めず。これでFWの軸が出来たマンUは昨年以上のポテンシャルに。だから、昨年以上の結果が伴うとは限らないのがサッカーだけど。国内はチェルシーがぶっちぎりそうな気がするしね。

■クアレスマがインテル移籍へ=サッカー・ポルトガル代表

 個人的には、数年前のファーストインパクトはCロナウド<カレスマだった人。今でもその評価は変わらず。ポルトガルが誇る2頭のサラブレッド。カレスマがロナウドに比べ、高みに達していないのは、ロナウドのように一流の調教師に出会っていないから。モウリーニョとの邂逅は広げられた差を一気に詰めるチャンス。こっちには名助手フィーゴもいる。ファーガソンモウリーニョギグスフィーゴという環境での比較も一興。

■マラガ、元スペイン代表のルケを獲得

 ホアキンよりヴィセンテより、レジェスより良い選手だと思う。一介のウイングに収まらないスケールのプレー。それだけに、スペイン外ではポジションが中途半端だったのかな。勿論、怪我のせいというのがでかいのだけれど。復活期待。

 他にも色々ありますが、個人的興味の範疇ではこの辺で。

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