■ロビーニョはチェルシーではなくマンチェスター・シティへ移籍
なんだかなあ。サッカーに情熱の無さそうな金余りの間を転々とするマンC。瞬間的にタレントが揃って強くなることはあっても、土台からの強豪になることは当分無さそう。フェリポンの居るチェルシーではなく、マンC移籍となったのは、ロビーニョの「もうレアル出たい」とレアルの「チェルシーには売りたくない」が結合して横道に逸れて行った結果か。みんな不幸になりそう。
ブラジル人選手ってのは、どうも移籍で株を下げるね。そういうDNAなんだろうけど(享楽的って言うか、目的と手段がすぐ逆転するって言うか)。
結局、今オフ最大の目玉は残留。ゼニトは売り時を誤った気がするけどなー。CLで大暴れしそうな予感だけに、株が上がる可能性もあるけど。で、スパーズは。
両睨みだった、もう一人のロシアのエースを獲得。とにかく凄いスケールの選手だけど、前も言ったけど、シュートの下手さも尋常じゃない。とんでもない化け方をするかもしれないし、全然期待はずれの可能性も。で、スパーズのエースは。
予定通りマンUへ。移籍金も含め、スッキリ納得。マンUに取っては、ファンニステルローイ以来の恋人獲得。昨年の攻撃も素晴らしかったけど、やっぱり軽量級の感は否めず。これでFWの軸が出来たマンUは昨年以上のポテンシャルに。だから、昨年以上の結果が伴うとは限らないのがサッカーだけど。国内はチェルシーがぶっちぎりそうな気がするしね。
個人的には、数年前のファーストインパクトはCロナウド<カレスマだった人。今でもその評価は変わらず。ポルトガルが誇る2頭のサラブレッド。カレスマがロナウドに比べ、高みに達していないのは、ロナウドのように一流の調教師に出会っていないから。モウリーニョとの邂逅は広げられた差を一気に詰めるチャンス。こっちには名助手フィーゴもいる。ファーガソン≒モウリーニョ、ギグス≒フィーゴという環境での比較も一興。
ホアキンよりヴィセンテより、レジェスより良い選手だと思う。一介のウイングに収まらないスケールのプレー。それだけに、スペイン外ではポジションが中途半端だったのかな。勿論、怪我のせいというのがでかいのだけれど。復活期待。
他にも色々ありますが、個人的興味の範疇ではこの辺で。