スタートがぁ〜…

 フレンチノワール阪神8Rに出走、14着でした。

 馬体は少し寂しいくらいで、仕上がってはいる感じ。休みを挟んだ割にはあまり馬に変化無く、やや寂しい。ゲートの出は平均的以下。そこから、この馬の絶対的な武器である二の脚の速さが出ず(周りが速いこともあるけど)。そのまま中団を回って直線はじりじり後退。勝ち馬からは3秒差。

 一つ危惧していたのですが。キー坊の駄騎乗2発で、フレンチが「競馬ってのはスタートはどうでも良いんだ」みたいな認識になってしまわないかと。今日の競馬を見た限り、とても嫌な予感がします。使って良くなる期待感もありますが、とにかく、先行力が出ない以上、勝ち目は全くないからなあ。今日のスタートでは船曳君もどうしようもない。気の毒なレースでした。

 久保田先生の立て直しに期待しますよ。減量騎手で先行は策としてはベストだったでしょう。あとは、どう、昨秋までのピリッとした競馬振りに戻すか。こうなると牝馬は厄介です。逆に言うと、こういう状態の馬を通じてこそ、調教師の腕の差が明白になる(勝利数や賞金・勝率には仕入れの質量しか反映されない)。ある種、見物です。 

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