(アルシラート)それで結構!

 栗東トレセン在厩。帰厩から日が浅く、まだ調整不足のため、今週末の出走は回避。来週7月12日(土)阪神9R 舞子特別(500万下・芝1400m)にむかう予定となっています。
「先週末の追い切りの動きがまだ本物ではなかったため、もう少し本数を重ねてから復帰をさせることに。この中間はプールにも入れて、重め解消に専念しています。腰やトモに関しては、短期間にグンと強化するような箇所ではありませんので、この先もスタートダッシュが課題になりそうですが、走りについては好調時のパフォーマンスが示すとおり。ある程度の態勢を整えてから、レースを迎えたいと思います」(渡辺助手)

 今週、出ないというのは結構なことです。まだまだ動きが重そうでしたからね。森厩舎得意の急仕上げでも、度が過ぎるという物でしょう。

 それより坂路で一杯に追われました。時計は不良を差し引いてもお粗末ですし、酷い物ですが。それでも、1年間坂路を遠ざかったこの馬にとっては大きな進歩。しつこいほど「坂路で追うまでは期待ゼロ」と言ってきた私にとっても待ちに待った日です。

 勿論、あの酷くなった馬体、時計を見るまでもなく、完全復活には程遠いでしょうけど。今はアルシラートの凍った時間が動き出したと言うことでオッケー。あとは復活を待ちます。来週の競馬は…阪神じゃなければねえ。

 どうせ阪神で使うなら、完調に戻ったところで、いっそダート転向してほしいものですが。さて。

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