サウス100勝に寄せて(おさらいエントリ)。

 100勝記念というか、祝いというか、100勝にかこつけて私のサウスライフを振り返る&suganokunさんの素敵なエントリの尻馬に乗ろう企画w

■100勝記念:サウスニア〜広尾の力サラリーマン馬主の別荘

 上記エントリを見ていて思ったのですが、私が入会してからの3世代での賞金順位を上げると……

  • 1:オフィサー(02) 11,742(募集価格4,200/世代5位)
  • 2:メテオグローリー(02) 3,116(募集価格5,880/世代4位)
  • 3:アルシラート(04) 2,767(募集価格3,675/世代7位)
  • 4:ラズベリータイム(03) 1,543(募集価格1,680/世代12位)
  • 5:フォルタレーザ(03) 1,440(募集価格2,940/世代9位)
  • 6:サジターリオ(02) 1,054(募集価格2,940/世代6位)

 と、獲得賞金1,000万超えに募集額ベスト3がいないという見事な状況。この下の7位が、03世代2位のレッドアワードですが、1勝でどうこういうお値段じゃないのは間違いなく。上の6頭にしても、世代の募集平均額オーバーでランクインしてるのはメテオグローリー1頭。基本的に「中間価格帯の馬を買うべき」というのは明らかな傾向ですね。今後は、仕入れが変わったので変わってくる可能性はありますが。

 種馬・産地を見るとより傾向は顕著で、オフィサー(Fusaichi Pegasus)、メテオグローリー(Giant's Causeway)、アルシラート(Orientate)は派手な父馬ながら種牡馬初年度の産駒。無事だったらもっと稼げただろうフォルタレーザ(Siphon)はサウスのマル外としては地味。サジターリオ(Spinning World)もその時点では本邦実績に乏しい(現在はスピニングノワール筆頭になかなかの成績)種牡馬。そして、オフィサー(持ち込み)、アルシラート・サジターリオ(米国産)で、メテオは愛国産も父は米国産。欧州の良血が集まるクラブというイメージで入会した私ですが、中身はこんな感じ。

 つまり、この3世代からはじき出される「当たり」の条件は…

  • 募集価格が平均以下であること
  • 父馬が初年度産駒ないし地味目の種牡馬であること
  • 米国産(ないし米国血統)であること

 というところ。

 シャイニングヒル始めデインヒルDanehill3頭に関しては、父への思い入れもあり、そんなに後悔していませんが、シャイニングとエリンズは愛国産にしてメジャー種牡馬・高額馬と、普通は出資してはいけない馬でしたね。現3歳世代では初年度産駒のファストロックは今後も期待できそう。上記データもあり出資したシャノンは愛国産の上、suganokunさんの言う「兄弟が走らない」に掛かるので怪しい(これは氏が言っている「種付けセンス」の問題と同じくらい、「兄弟を売ったから」という流れで安易に輸入してるorぼったくられてるという点もあるのではないかと思います。無論シャノン出資時にもそれを警戒はしましたが、それ以上に良い馬に見えちゃったんですよねえ…)。チェルシーは安ければなあ。出資していない2歳世代ではやっぱりセプタードが当たりフラグ揃い踏み。個人的注目馬でもあり、これはずっと追いかけていこうと思っています。プラチナメーンも同様に当たりの条件は揃っている。他の外国馬は、あくまで「データの上から」は、厳しそうな感じです。データはデータに過ぎないので、どうか出資者の皆様はお気を悪くなさらず…。

 ちなみにサウス100勝のうち、私は昨日のロックで丁度10勝目でした(出資9頭)。3世代の勝利数は20勝ということで、丁度半分。サウスニアンとしては、まあ楽しめている方なんでしょうかね。勿論オフィサー出資者の足元にも及ばないのですが。

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