(ルクシオン)こりゃ厳しい。

 中央再デビュー戦に臨んだルクシオンは16頭立ての最下位。

 スターとはやや遅め、2の脚もなくそのまま後方2番手で推移。折り合いは付いていたように見えたが3角からのペースアップに全く対応できず、4角ではポツリ最後方。そのまま入線。勝ち馬からは4.2差で、ギリギリタイムオーバーを免れたという程度。

 手前を換えていなかったのか、ぎこちない感じもあったが、あの調教ですし、そんなに仕上げ足らなかったとも思えません。馬体も太くはありましたが、そこまでの言い訳にもなりません。こりゃ厳しいですかね…。少なくともメテオグローリーのセンはないな。

 まあ、次走の内容見てからですー。あとクラブコメントと。

▼クラブコメント
 スタート一息のため、前半は後方で待機。地方在籍時と同様、向正面よりマクリ気味に進出を試みたものの、ペースを上げるとともに馬が息苦しさを訴えるようになり、結果16着での入線となっています。
「返し馬の段階から、何か息遣いが本物ではないなと感じましたので、レースでもそのあたりに気を配りながら乗っていたのですが、やはりペースが上がるにつれて呼吸がブーブー言うようになってきたため、最後は無理をさせませんでした。小倉の暑さが余計にそうさせているのかもしれませんが、今日の感じを見る限り、一度チェックしてもらったほうが良さそうですね」(小牧太騎手)
「体に多少の余裕はあったものの、イレ込みもなく元気で体調は良好でした。それに息遣いには特に注意して進めていましたし、稽古では気になる面がなかったものですから、先につながる試験走として内心色気を持っていたぐらいなんですよ。ところが上がってきた鞍上によれば、ノド鳴りの症状を示した』とのこと。やはり実戦とは負荷も大きく異なるということなのでしょうか。トレセンに戻ってきたら、(ノドを)スコープで覗いてみようと思います」(平田調教師)
◆呼吸器官系があまり強いほうでないのは既報どおりですが、ここにきてノド鳴りの兆候を指摘される結果になってしまいました。これまでそのような症状はなく、念のため名古屋の角田師に確認を取っても、「こちらにいる時は大丈夫でした」との返答。確かに連勝の内容や直前の坂路での好タイムを見れば、疑う余地もありません。考えたくはありませんが、息遣いの悪さが徐々に進行し結果として喘鳴症(に似た症状?)を呼び起こしてしまったということでしょうか。本馬の資質の高さは各牧場や厩舎スタッフたちが認めるところですから、まずは検査を行い、現状をチェック。必要であれば手術をするなどして、持てる能力をフルに発揮できる状態に戻してあげたいと考えます。(HTC<広尾サラブレッド倶楽部>)

 あー、こりゃあかんかもなあ。相当長期間放置されそうな気配。あの結果を受けて「資質の高さ」なんて言葉、何の慰めにもなりませんし。

 一過性のモノであることを期待するしかないですねー。

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