スペインやイタリアのような、搾取する側のリーグではともかく、搾取される側であるフランスリーグに於いてこの6連覇は偉業の一言でしょう(スペインではレアルの2度の5連覇、バルサの4連覇など。イタリアでもユーヴェ・トリノの5連覇)。サンティニ、ルグエン、そして現在のウリエ。名将が、タイプの異なる選手、チームを時々に纏めて、年々魅力的なサッカーをするようになってきているのは、もう驚嘆するのみです。
その中心に君臨するジュニーニョ・ペルナンブカーノ。バスコから加入して以来、欧州では他のチームのユニフォームを着ていない、希有なタイプ。言うまでもなく、現世界最高峰のプレイスキッカー。他にもグレゴリー・クペやゴブなど、とっくにビッグクラブへ引き抜かれていてもおかしくない選手が大勢。それだけ、リヨンの環境がいいのでしょうな。
返す返すも今年ローマなんかに負けてなければなあ。マンU−リヨンは見たかった。