企画は面白いけど…

 JRAがダービージョッキーのレジェンドレースを計画しているようですが…。

■ダービー騎手OB戦!JRAが夢プランニッカン

 東京競馬場の新スタンド完成記念イベントとして、引退したダービー優勝騎手による「レジェンドレース」をJRAが企画していることが25日、分かった。4月21日のリニューアルオープンに向けて、プランを詰めていく。
 かつてファンを沸かせたダービージョッキーたちがターフに戻ってくる。JRA総合企画部では東京競馬場の新スタンド完成記念イベントとして、引退したダービー優勝騎手によるレジェンドレースを企画。関係者に打診を始めた。
 根本康広師(87年メリーナイス)は乗り気十分で協力する姿勢を示した。「8人は集まる。やるからには単なる見せ物ではなくて、しっかりした形で実現してほしい」と要望した。馬主の許可を得て優勝馬の勝負服をまとい、パドックを周回し、返し馬からレースへと本格的な手順も希望した。アナウンサーの実況も不可欠。法律上、馬券発売こそできないが、チャリティーやファンサービスと絡ませれば有意義なイベントとなることは間違いない。
 現調教師のダービージョッキーは22人を数える。現役を離れてから何年もたっていたり、けがや病気で引退した人の参加は難しいが、今でも調教にまたがっているトレーナーなら問題は少ない。根本師のほか、岩元市三師(82年バンブーアトラス岡部幸雄氏(85年シンボリルドルフ加藤和宏師(84年シリウスシンボリ安田隆行師(91年トウカイテイオー南井克巳師(94年ナリタブライアン大西直宏氏(97年サニーブライアン河内洋師(00年アグネスフライト)らが候補として挙がっている。騎乗馬には競馬学校在厩馬が起用される。実施時期は新スタンド完成後初の開催となる4月21日か、翌22日の昼休みが有力で、使用コースなどの詳細は今後煮詰められる。

 サッカーや野球のOB戦は盛り上がるし、ノスタルジーとしては楽しい。競馬も同様だろう。しかし、競馬の楽しさというのは生死をかけたギリギリの攻防に負うところも大きく、安全第一のレース(セパレートコースでの15−15とかなー)では茶番そのものだし、逆に引退して衰えた騎手が落馬負傷でもしたら最悪。

 個人的には「あり得ない」企画です。まるでセンスのない。こんなしょうもないことやってたらますます売り上げ下がるぞ。過去にフォーカスを当てるってのはそのジャンルの衰退の象徴みたいなモノ。(野球でも名球会なんてモノはライトファンからすると魔窟で、諸悪の根元だからね。サッカーでもメキシコ組が発展の癌になって久しいし)歴史は歴史で敬意を払うべきだけど、それに頼っちゃあ、おしめぇよ。それより現役の騎手で盛り上がる企画しましょうぜ。人にフォーカスするって視点自体は間違いないと思うので。

 ただ、ジョッキーメインの企画になると「地元出身騎手」で盛り上がれないのが競馬の辛さだよねw 偏ってるったら。同い年のジョッキーとかは面白いかもな。私の同い年は…飯田祐史メイショウオウドウ)、伊藤直人スマートボーイ)、小林徹弥ゲイリーフラッシュ)、高山太郎(ヘッドシップ)、西田雄一郎サクラエイコウオー)…ゴメン盛り上がれないかもw ゴッチャンや岩田は同じ年生まれだけど、学年は1つ上なんだよねー。

 ついでに。1974年生まれはこんな感じ

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