ノブ!!!!!!

 はぁ〜〜〜〜勝った〜〜〜〜〜〜〜。
 この試合はね、正直引き分けで御の字と思ってました。広島は今のJチームでは一番浦和が苦手とするタイプの2トップを備えている。攻めに攻めつつ決定力を欠き、漸くの闘莉王ゴール(いや入ったのは良かったけどいい加減どんどん尻が軽くなる奴の攻撃参加にはうんざりしつつある)で先制するも、気が抜けた隙にすぐに天敵ウェズレイに決められた(しかも最悪のセットプレー)ところで「ああ、やっぱな」と。ここまでは完全な「駄目なレッズ」のパターン。しかし…
 後半も案の定押される展開になった。浦和は窒息手前まで行った。でもあそこで失点しなかったことで後半20分過ぎから息を吹き返した。前半のように回数は多くないが、重いパンチが相手のボディーに入る。そしてあの三都主の深いクロス(結構自棄気味にも見えたが、あそこであのキックが蹴られるからこその代表選手なんだろうな、今日はアレの価値を見たよ)を山田ノブ!
 正直、広島が「勝ちに来た」お陰で助かった面もある。しかしこれで、セレッソに躓き掛け、トリニータにへし折られた鼻がやっと癒えた。あの敗戦で負った負債は6割返したと言っていいだろう。浦和はもたもたしている間にガンバはそのトリニータも粉砕し本流に乗りつつある。自力で優勝できない現状は変わらない。最終節のガンバ戦で挑戦権を得るために、今は負け試合を引き分けに、今日のような分け試合を勝つこと。そして徐々に内容を上げていくこと。闘莉王と山田というキーマン2人(ノブは言うまでもなくキャップだし、トゥーは上で書いた通りどんどん滅裂になってきていたので、水曜に試合がなかったこととごりごりしたヘッドではなくミドルで豪快に決めたことで原点回帰できそうな予感)が決めた、メンタルに与えるアドバンテージは計り知れない。
 浮かれないようにしようと思いつつ、少しだけ希望が見えています。それでも采配面を中心にまだ不安不満は多いけど…。達也も少し気になるし。休むならちゃんと休め。下降線の時に無理すると良くないぞ。絶対終盤戦でまた必要になるんだから今は焦るなよ。

 次の清水戦は峠になりそうな気配。サポーター諸氏よ勝利を叫ぼう。

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