スタートの4Fから13秒6のラップを刻んだアンジェラスは、3F標識通過時点では1馬身半差に迫る勢いで追走し、早くも2頭を射程圏内に収めます。直線に向かったところで、シンボリとリスティアの間に体を突っ込み、真ん中に位置を取りながら体を併せていきますが、まったく怯むことはありません。むしろ闘争心をあらわにし、鞍上からのムチにも素直な反応を示し、ラストはきっちり併入に持ち込みました。この追い切り内容にかなりの好感触を掴んだ様子の鈴木伸調教師は、「時計的にはあまり速くないけど、最後までシッカリ走っていたことは、高く評価できますね。ビッシリ追ったし、これでほぼ仕上がるでしょう。来週は、軽く追う程度にして初戦に向かいます」と、坂本取材局長に報告。続けて、「先週は少し疲れが出てゆっくりの調整になったけど、休むことはなかったし、ここまで順調に来ました。いい形で出せると思いますよ」とも自信ありげに語っていました。
7月デビューが果たせれば、私の一口歴では最速のデビューとなります。ウイン・サウスニア中心のラインナップにしていた近年ではずば抜けて早い。嬉しいことで。
後は競馬で格好付けてくれれば言うこと無しですけどね〜。そこばかりは相手次第。
不良馬場でしっかり上がりを12秒台で纏めたこと、間に入って怯まず伸びたことなど、現時点では文句ないと言える仕上がり。しっかり追えるファイタータイプの騎手希望!