まあ、しょうがないよ。

1/24  手塚厩舎
美浦に戻して改めて様子を見て獣医師にも診てもらいましたが時間が経って不鮮明というか線が入っているように見えるとのことでした。左膝部分の骨折の疑いがありますし、痛みもあって馬も気にしているので、まずは安静にして経過を観察していきます。ここ最近は不安らしい不安を見せずに順調に使えていたのですが、このようなことになってしまい誠に申し訳ございません」(手塚師)

1/28  手塚厩舎
27日、28日は経過を観察しています。「引き続き経過を観察していますが、日が経つにつれて少しずつ痛みは緩和してきている状況です。ただし、よく確認すると膝の部分、骨の部位で言うと第3手根骨を骨折しているという診断がおりました。奥のほうの部位なので見つかりにくいことがあるようなのですが、膝を曲げて撮ると症状が見られ、よく確認してもらうとここに骨折の所見があるということでした。正面から奥のほうに線が入っているような状態です。診た人によって見解が異なるようで、このままオペをせずに自然にくっ付くのを待ってもいいと言う診断と、しっかりと固定してより治りを良くしていったほうがいい診断もあるようです。そのあたりは今後の経過を見つつ、牧場の獣医さんに改めて判断をしてもらうことになります。トレセンの診療所の見解としては9ヶ月ほどでの治癒期間は必要になるのではということでしたが、個体差もありますし、経過によってその休養期間は変わってくるはずです。このような形でお休みになることは誠に申し訳ないのですが、しっかりと休んでもらってまた元気なサフィロスが戻ってきてくれることを心待ちにしたいと思っています。まだ手元に置いていますが、早ければ週末には天栄へ動かして、その後北海道へ移動する流れになると思います」(手塚師)

 挑戦にはリスクがつきもの。私的には前走のダート挑戦は陣営を高く評価するポイントで、それがこういう結果になったからと言って変わることはありません。逆に無事ならまたダートでも、と可能性残ったので良かったです。

 「故障するなら走らない方が良かった」なんて言うのは、愚の骨頂だよね。凄くやな言い方をしてしまうと、馬は壊れ物だから、それを分かって出資も、応援もしなければいけない。無事走っていることの尊さを噛みしめつつ、だからこそ、実りの無い時間の浪費は許せないけど、今回の件は全くそうでは無い。そこは混同しません。ダートに可能性のある血統で、ルメールが確保できていれば、何百回同じ状況だって、挑戦の一手でしょ。

 1000万からの再スタート。まだフレッシュな馬だけに、楽しみに待つことにします。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。