安馬万歳。

 なかなか勝てないフレンチノワール。でも、元々の一口代金が安かったこともあり、回収率は400%越えました。獲得賞金ベースでもアルシラートを抜いて歴代2位。典型的な「うさぎとかめ」ですなあ。まあ、アルシは勤勉なウサギさんですけどねw

 一口馬主DBのブログパーツはてなに貼れなくて寂しいです。さておき。現在のきりた厩舎回収率ベスト10はこんな感じ。シャガーラも来週2着以内に入れば100%越えますが、基本的には2000万以下の馬の効率良さが際だちます。

 勿論、一口をやる以上はG1、せめて重賞…とは今でも常に思っています。それでも、クラシック云々というのは良い馬に出資した結果としての副産物でしかないですし、結局は丈夫な馬と、その素質をじわじわ引き出せる(素質開花までじっくり待てる)厩舎が最大の武器であるなあ、と。私的には、4000万5000万する馬にバンバン挑戦してそこからG1馬を引き当てるより、2000万円後の「上級条件馬候補」を狙って、その中でうまくいって重賞に顔を出す馬、という方が性に合っているようです。トータルの成績はサウス・ウイン馬がかなり足を引っ張っていますが、5歳世代以降…特に意識を変えた4歳世代以降の回収率はかなり高くなっています。

 理想は、G1が狙える(期待できる)ような大駒が世代に1頭はいて、あとは数使って行く馬でしょうかね。現役馬の数が平均10〜15頭。入厩している数がその半分とすると、丁度、私の出資数というのは、「毎週1頭出るかでないか」ギリギリと言うところ。これが、年3〜5戦しか使わないような厩舎の馬ばかりだと、この頭数でも月に2・3走とかになってしまいます。それだとやっぱり寂しいんですよね。

 フレンチは数使って丈夫で確実に賞金をくわえてくる、理想的な一口馬ですが、この馬にしても血統が好きで出資しただけで、限りなく結果オーライ。こういう馬を、意識的にピックアップできるようなセンスを身につけたら、相当楽しい一口ライフになるでしょう。今の2歳勢ではマージービートやレッドウィザードがそういうイメージで出資した馬。頑張って欲しいものです。

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