夏草の賦

 今週は遅い夏休みで基本、全休です。ちょこちょこ仕事の庶務をこなしつつ、家でノンビリ。

 今日は住民票を取りついでに、前の家の風を通しに戻っていました。同じ東京都でもやっぱり新宿・中野と多摩では違います。暑いは暑いのですが、アスファルトから来る圧迫感以上に、四方に生えていく草木がフィルターになって、風も日差しも少しだけ心地よい。山の中で、生活するには少々不便だけど、生きるにはいい場所だなあ。

 

 お隣に鍵を預けてあるので(不動産の管理とか諸々の都合)、挨拶に言ったら「あら、海外旅行の帰り?」とか言われた。普段着ですw てか目が余り丈夫じゃないので照り返しでやられちゃうのよ。後ろは近所に建った新築マンション。多摩の森も少しずつ都会になっている。高幡不動の駅ビルが凄く整備されていてビックリした。離れたところにあった市役所の支所が駅ビルに統合されてて助かった。でもそれ以外は何も変わっていなかった。

 ついでにCDと本を一部回収してきた。表題はその本にも掛けて。

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

 司馬遼の小説ではこれと「風神の門」「新選組血風録」が好き。司馬遼と、山岡荘八が好きなんだけど、どちらも歴史物としての面白さ以上に、人間模様というか、特に「弱者」の心情描写が凄く好きですね。

 更についでにスケッチブックとクロッキー帳も。暇見て落書きをちょこちょこしてみるつもり。まあ、発表できるような物は出来ないでしょうけど。

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