リーズのアトリエ。

 とりあえず1周目クリア。「アトリエ」シリーズのオールドファン向けのゲームですね。最近、進化させてきた方向は切り捨てた格好。キャラクターデザインの可愛さでライトなユーザーが買うと、このシリーズは結構難易度が高いのでしんどいです。

 あと、今回非常に問題があるのが、システム面。好感度や練金レベルが、数値化されておらず、経験値も見えないので、どのくらいで次の段階へ行けるのか見えず、上げる意欲が沸かない。ちょこちょこフリーズする。ミニゲームの操作と勝利条件がろくすっぽ説明されない(特に円グラフのが酷い)。装備品のパラメータが分からないので、買ってみるしかない。人気が簡単に上がりすぎて、パラメータとしての用を成していない。など。

 総合的には、良くできています。キャライベントはなんか単発かつ散漫であまり達成感有りませんが。ただ、DSという敷居の低いハードで出すからには、PS以上の完成度で臨んで欲しいところです。これをやった一見のユーザーが「アトリエシリーズつまんねえ」とか言うと軽くショックですし、むかつきますw 先日プレイして、これも非常に素晴らしいゲームだった、ルーンファクトリーも致命的な不具合がいくつか有りましたし。続編に期待しますが、作らせてもらえるかなあ? なんなら「リーズのアトリエ+(プラス)」でもいいよ。

 現時点での採点は7点(10点満点)。とりあえず、ザールブルグ3部作ファンはやって損無し。ユーディ・ヴィオラートよりも「マリー・エリー」っぽいです。シリーズやったこと無い人には−1点で。それならベスト版のリリープラスか、エターナルマナやりましょう。

 以下ネタバレ。
 とりあえず初プレイは「料理人」エンド。実はアルカナスのレシピを手に入れたのが最後の年の4月2日。賢者の石が作れるようになったのが4/18。その時点で竜の舌がなく、リターンゲートの材料もなかったので手詰まりです。あと1週間有れば…。1月に上級に上がっておきながら、その上があるとは思わず、放置してキャライベント回収に入っちゃったんですよね。DSじゃなかったら、セーブ領域を分ける癖があるので、ロードして制作可能だったのに。まあ、作り方は分かったので、2周目は確実に作ります。借金返済エンドは4周くらいしなきゃいけないらしい。あと1周で飽きそうな気がする。キャライベントは、マリウスとロロット、アルフ、ヒルダ、エレオール、クリアン、グレイゴを多分全部見ました。キャラクター非常に素晴らしいけど、全然生きてない。あと、立ちキャラの絵柄の統一感がないのと、それ以上に致命的なのは遠近(大きさ)がバランス取れてない。勿体ない。

 お金を引き継ぐなら、他にも何かプレイの意欲が起こる引継ぎ要素欲しかった。ちょっとしんどい…。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。