一体どうなってしまうのか

■ユヴェントスにまたも暗雲、セリエC降格の恐れも?Goal.com

 今年のセリエがつまらない、物足りないと感じているのは私だけではないはずです。ベタな表現では「クリープのないコーヒー」。脚のないモビルスーツ(それは違う)。

 そう、好き嫌いを超越して、ユヴェントスの居ないセリエはセリエではない。ミランも、インテルも、ローマも。つまらない。見ていて面白くない。贔屓なフィオレンティーナですら面白くない。見る気がしない。

 ユヴェントスは天空に輝くシリウス。どんな曇りの日でも、その厚い壁に閉ざされぬ光彩を放ち続ける一等星。ユーヴェが居て、イタリアサッカーがある。逆ではない。

 スキャンダルも、それによって罪を犯した輩に罰を与えるのも、結構。しかし、「ユーヴェが居ないとイタリアはダメだ」という事実は、目を背けるべきではないと思う。イタリアは今、欧州サッカー界の一等星ではなくなっている。そのことから目を背けることは出来ないと思う。強烈なペナルティを課しても良いから、セリエAでの戦いを。一等星の輝かない星空には曇りほどの価値もない。ならば私は「空を見上げない」ことを選ぼう。

 今後に刮目、しつつ、もうこれ以上失望しないために、イタリアサッカーのことは少し心の中で距離を置きたい。

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