- 作者: たなかのか
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 122回
- この商品を含むブログ (108件) を見る
たなかのかさんの名字は「たな」だそうですよ(まめちしき)。久々にど真ん中直球の漫画キタ。
私は「現実と繋がってしまった非現実」と「そこで前向きにもがく若造」が大好物なのですなー。久々にそれらしい漫画来ました。テーマとなってる「手」「コミュニケーション」みたいなのも大好きです。ほにゃんほにゃんした絵柄で、「カワイイだけちゃうか」みたいな敬遠のされ方をしてしまう(もしくは絵にしか興味ない読者が買って、話に入り込めず評価しない)可能性もあるが、そこも含めて、丁寧に書かれた空間、雰囲気作りが非常に良い。1話1話の進んでいくペースも良い。急ぎすぎず、立ち止まらず。「さんぽ」のリズム。心地よい。舞台になっている街(尾道フィーチャーだろうな)も良い。尾道いいよーkazami_okさん〜(とばっちりで名前出してスミマセン)。
うん、久々に「巡り会ったぞー」って感じの漫画です。須藤真澄とか、こがわみさきとか、巣田祐里子とか好きな人断然お奨め。てか読めー。
あとはこの本で「わたしゃ眉の太い女の子が好きなのね」と気付いたw 今日びの小娘は眉剃ってて細くてちょっとなー。自然にしなさい。
てか、はまぞうさんはなぜモノクロ?(と思ったらアマゾンの画像もそうだった)