史上最高のスプリント戦。

 今年のスプリンターズSは海外から強豪スプリンターが集い、レース史上では過去最高、近年のJC招待馬を考えるとここ5年くらいの日本競馬では一番の招待馬が揃った感じで非常に興味深いです。

 残念ながら迎え撃つ日本勢が逆にエアポケット状態で軸がおらず(一般的にはオレハマッテルゼだろうけど…ヨシトミを信用することは私には一生涯出来ませぬw)、レース自体の盛り上がりに若干の水が差されてしまっておりますが、素直に外国馬4頭のBOXでその走りを楽しみたいと思います。また4頭が4頭ともスピード決着に対応できそうで。楽しみ〜。本当は新潟の直線1000でこのメンバーの走りを見てみたいですけどね。未知との遭遇〜。
 しかしアレですね、暮れの香港にすっかり主役を奪われてしまったJCに対し、一番香港から日程が離れているスプリンターズSにこれだけのメンバーが来るというのは皮肉な話で。一時期は「暮れの風物詩をこの時期に移して」を大批判を浴びてましたが、いろんな怪我の功名も重なり、結果オーライになっておりまして。グローバルスプリントチャレンジは大成功企画になってますね。小指の先ほども盛り上がらなかった夏のしょっぱいシリーズとは大違いで(何で中長期的なジョッキーシリーズにしないんだろう?)。外国馬が見向きもしない無意味な天皇賞も含め秋の国際G1はもう少しプログラムに工夫が欲しいところです。まあその反面国内限定で考えれば今の日程が馴染んでるので替えられてもリズムが狂って困るんですけど。あとそもそも香港に馬を取られた要因がJRAの頭の悪さなので、そこ替えないと何やっても付け焼き刃になっちゃうのですが。向こうに頼んで天皇賞〜香港Cまでをアジアキャンペーンにしてもらえよ。天皇賞とJCそれぞれ日程前にして、豪州コックスプレートメルボルンC)とかともうまく調整して。

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