(プリンセスデザイア)力不足。

6戦目に臨んだプリンセスデザイア。5戦連続の完敗です。
栗東の坂路で競馬をしたら勝てる馬。調教がイイというのは乗っていても分かりますね。『スタートに気をつけて』と言われていましたので、ゲートで少し馬を怒らせるような感じからうまく出すことができ、周りに馬がいないうちは良かったのですが…。近くに馬がいるとそれを気にしてフラフラとした走りに。そうこうしているうちに消耗してしまい、脚が持続しなくなりました。ダートの走りや馬の雰囲気はむしろいいぐらいですから、とにかくあとは気持ちの問題だと思います」(中舘騎手)
「前向きな馬で、自ら走ろうとする利点がある反面、周囲に馬がいるとブレーキを踏むマイナス面も持ち合わせている現状。走っては止め、走っては止めの競馬をしているうちに、ゴールまでもたなくなる悪循環となってしまいますね。マイナス面さえ取り除いてあげれば、このクラスで足踏みをする馬ではないはず。ただ、このまま使っていては同じ結果になることが予想されますので、一度完全にリフレッシュさせ、軽目の調教から作り直したほうがよいでしょう。2〜3ヶ月ほど休ませてあげて、必ずや巻き返しを図りたいと思います。また、それができる馬だと思っています」(角居調教師)

ジョッキー、調教師の言う(現状の)デザイアの欠点は、競走馬としては致命的でしょう。続戦しないことには賛成です。カズーや藤原英と違い、こちらの納得行くまで色々試して貰っての結論なので、何の異論もありません。年末にでも成長して戻ってきてくれればな〜。

負けても納得行くことと言うのは、一口をやっていると年に1度もありません。そんな中言葉も行動も納得行く角居調教師はやはり名手ですねえ。いつかこの人の元で重賞クラスの馬を持ちたい。

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