(メテオグローリー)まずまず満足。

 6着ぐらいでしたか。ロスを覚悟でも揉まれずに外から行った藤田の騎乗には好感&納得。最後良い感じで直線来て(その前から押してたのはこの馬の個性だしな)、弾ける感じがなかったのは、やっぱり少し距離の問題なのかなあ? 勝ち馬は余りに楽だったので、仕方ないとして、2着争いには加わって欲しかったところ。

 一方、距離ではなく「坂」に敗因を求めることも。地方含めて、勝ったのは名古屋・新潟・札幌と平坦コースのみ。中山・東京、福島そして阪神では1秒前後の負けとなっている。この差は坂で勢いが鈍るかどうかと見ることも。ただその場合、試すとしたら京都しかないんですけどねえ。その京都の適鞍は1/14の雅S。ハンデ戦だし、良いかも。

 それでも、準OPで全然通じることははっきりしたので悲観はしていません。相手&頭数&展開見る限り、師走Sだったらもっと上位に来られたんじゃないかな〜。ハンデ戦だし下手したら勝ち負け。まあ、「タラレバ」は時間の無駄ですがー。

 馬体が減っていたので(細い印象はなかったですけどね)、連闘は無さそうです。そうなると次は年明けですかね? 個人的には最終週のフェアウェルSまたはクリスマスカップを、相手関係見つつ挑戦して欲しいですが。

追記:クラブコメント
 まずまずのスタートから、前半は慌てず後方の外めを追走。3角よりジワジワと位置取りを上げ、大外を回って差を詰めにかかったものの、前残りの競馬にも泣き、結果6着での入線となっている。
「調教師より、『前半から急かすとムキになって走るところがあるので、出たなりの位置から競馬をするように』と言われていました。馬体が減って(−14kg)いたのと、多少硬さがあったのが気にはなりましたが、展開不向きの中、昇級初戦でも2〜5着とは差がなかったですからね。また馬体が回復し、自分の競馬ができれば、このクラスでも十分に通用する良い馬だと思います」(藤田騎手)

 冬場だし調教の動きが悪くても先週使ってしまった方が、ずっと良い結果になったような感じですね。まあ、今更言っても詮無いのですが、カズーの判断が裏目に出た格好。しかも輸送のダメージがしっかりあったようですし。休養させて、1週待機した分を遠征の消耗ですっかり帳消しにした格好。ここが、地方でも何でも馬の適鞍を探し出して、卓越したスキルでロスなく輸送する森師との決定的な差でしょうか。最高の舞台に於ける仕事では、カズーは日本一ですが、やっぱ東京開催以外のカズーはただの一流調教師です。

 メテオは、その東京まで待ちますか、坂のマイナス覚悟&ダメージ覚悟で冬の中山で地元競馬か、それともリスク承知で平坦の京都へ輸送か。最終的には準OP勝ち上がるでしょうが、ここ2・3戦の判断がメテオの来春を実り豊かなモノにするか、泥沼の消耗戦にするかを決めそう。是非正しいジャッジを!

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