オシムジャパンを占う(2)。

今日は前回の続き、J2の選手と海外組を。

J2に関しては正直客観視した場合にクローズアップされるのは「外人」と「ベテラン」であり、若手の原石は相当目を懲らさないとその中で埋もれている場合が多い。また、J1へ上がって通用する/もう一段階ギアをシフトアップできる選手でないと、プレッシャーレベルの段階が大きく異なる代表戦では力を出せない。

その辺を考慮し、若手で今後の伸びしろが大きそうな選手、かつチームが近年中にJ1へ上がる力を持っている所に限定して。選に漏れている皆様の「おらがチーム」の自慢のヤングスターは是非どんどんPRして、私のような浅い観察者の目にもとまるようにしてやってくださいまし。

やはり外人の陰に隠れない選手は少ない。その中で▲の5名は昇格後の働きで○くらいまで行くポテンシャルのある選手。アツは今更だが、柏の原動力となっている岡山、ヴェルディ残留組では抜けた素材の平本、堅守横浜若きの要菅野の3人は今後の大舞台での勝負度胸を見てみたく、是非チームの昇格を願いたい。今年のJ2の目玉とも言える鳥栖の新居。あのチームで良くあそこまで点を取るとも言えるし、鳥栖だからあそこまで緩いとも言える。強いチームでしっかり仕事できれば川崎の我那覇以上のタマと見る。来年は是非J1チームで。

続いて海外組。年齢的にも今がピークの感じで、先々の魅力ある選手は少ないのだが。

現海外組の中で、活躍度、成長度など総合すると抜けた存在なのが松井。返す返すドイツに彼が居なかったのはジーコ最大の大失態と言える(誰の代わりに、という難しさはあるが、松井より必要な選手は2・3しかおるまいに)。フランスリーグ内でもう一歩キャリアアップして欲しい気持ちはあるが、代表には欠かせない。平山も適応能力の高さ見せ、2・3年後には屈指のFWになっている期待感。中村は実績抜群も大舞台で自滅するメンタルを今回も露呈したことで、扱いづらさ(脇役にはし辛い)も加味してこの評価。稲本は代表戻るならイングランドでた方が。中田浩二、高原はクラブのパフォーマンス次第。大黒はお釣りがないように見えるがもうワンサプライズ残っているか?

こんなところですかね。と言うことで、纏めますと、私が期待するオシム代表のメンバーは◎の…

岩政大樹(鹿島)田中達也鈴木啓太長谷部誠(浦和)小林大悟(大宮)阿部勇樹佐藤勇人巻誠一郎羽生直剛(千葉)今野泰幸(東京)松田直樹(横浜)川口能活(磐田)佐藤寿人(広島)中村北斗(福岡)松井大輔ル・マン

ポジション面を考慮して○から…

坪井慶介田中マルクス闘莉王相馬崇人(浦和)坂本將貴斎藤大輔(千葉)土肥洋一(東京)藤本淳吾兵働昭弘(清水)前田遼一(磐田)川島永嗣(名古屋)古橋達弥大久保嘉人C大阪駒野友一(広島)平山相太ヘラクレス

こんなところです。29人。さて実際に半分でも選ばれたらかなりワクワクするチームになりそうですが???

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