親子で。

 あの文房具女子は文具紹介1:闇1くらいの比率で構成してくれて良いと思うんだ。金という要素が入って、なお恐怖感が増した。いい。

 ちょっと久々の出走は1頭。

20日は美浦北Bコースで追い切りました(71秒5−56秒5−42秒3−14秒1)。21日は軽めの調整を行いました。「これまでは坂路をメインにし、時にウッドチップコースでの調教を行っていましたが、変化をつけて今週は北のダートコースで追い切ってみました。走りのメリハリ、切れを確認したい思いもあったからなんです。ただし、正直に言いますとワンペースで、ギアがもっとほしいと思う動きではありましたね…。当初は福島の1150mも頭に入れていたのですが、走りのリズム自体は悪くないものの、スピードがものすごく豊かというわけでもなさそうで、あまり急かしすぎると却ってトモなどが苦しくなってどうなのかなという不安も覚えてきたんです。右回り、左回りについてですが、乗っている限りでは問題はなく、おそらく競馬の仕方次第なのかなとも思います。急かされることによって体に苦しいところが出て頼りたい面が出てきてしまって、偏ったアンバランスなフォームになっているのかもしれません。ワンペースだからと言ってなだれ込むために必要以上に位置を取りに行くのではなく、トモの動きをいいものにできるようにリズムをつくってから脚を使わせるという競馬をしてみないと今後の見通しも立ちにくく、進展を望みにくいかなとも感じました。もちろんレースは生き物で、事前から絶対にこうすればいいということはないと思いますし、運び方もその時次第になるでしょうが、今回は調教からこういった意識で調整しています。実戦も同じように出たなりで馬のリズム重視で進めたいですね。それでどのレースにすべきか迷いました。選択肢を増やすために登録させていただいた浦和はそこそこ強そうでしたので、今週の中央競馬のほうをメインに考えていたのですが、色々と検討した結果、メンバー的にも魅力的に思えた東京へ向かってみようと思います。今回はイメージを変えて臨んでみたいということと、こちらの意図をしっかりと伝えてそれを汲んで乗ってもらいたいと考えていました。そして何より少しでもプラスアルファをつくるために減量がほしいということから、クラブと相談した結果、菊沢で行かせていただきたく思います」(菊沢師)23日の東京競馬(4歳上500万下・ダ1400m)に菊沢騎手で出走いたします。

 調教師(親)が騎手(子)を乗せる、というシチュエーションでどんな説明をするかな、という興味はあったのですが、答えはこの長文。面白い。

 実際、転厩前に被ったマイナスの根は深く、普通に競馬していてもなかなかチャンスは無さそうなので、このままだらり残り電池をと消費して引退させる前に、減量、かつしっかりオーダーが出来る騎手を乗せるというのは良い。どんな結果が出ますか。

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