果敢に行った

29日の新潟競馬ではスタートを決めてスッとハナを切り逃げる展開。息を入れつつ運べたかに見えたが直線に入って苦しくなって踏ん張れずに13着。「ちょっと気難しいところがあるからと聞いてたので気をつけて臨みました。特に何が嫌そうなのか確認したところ、トモへのステッキがあまり好きではなさそうでふわっとした格好になりがちということでしたから前半スピードに乗せていくときから気を遣っていきました。悪くない形で先手を取れ、すぐ後ろに馬がいたとは言え、極端に強いプレッシャーをかけられたわけでもありませんでした。それなので、わりと自分のリズムで走らせられましたし、50キロと言う斤量からもこれなら頑張れるのではないかと思ったのですが、思ったほど踏ん張れなかったので悩んでしまいます。向こう正面で息を入れられましたし、終始苦しい展開だったわけではなかったはずですが…。前走の内容から古馬との差がどうこうということはないのかなと思ったのですが、クラスも上がっていましたし、結果的にはもう少し経験も必要なのかもしれません。いい馬の依頼を頂いてとても嬉しく思っていたのですが、申し訳ありません」(伊藤騎手)馬の機嫌を損ねないように細心の注意を払いつつ臨んだ今回。前半はそれなりのペースにも見えなくはなかったのですが向こう正面では悪くない形に持ち込めましたし、前走の再現をできればと期待が膨らみました。しかし、結果的には苦しくなり踏ん張ることはできませんでした。クラスの厳しさに触れたのか、休み明けの分もあってかまだ本調子になかったのかもしれません。残念な結果にはなりましたがまだまだ伸び盛りの3歳馬です。いろんな経験を積みつつ力をつけて、また素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しいと期待しています。今後につきましては状態を見ながら判断していくことになります。

 ハイレベルなレースでも無理せずハナを切れて、強い馬につつかれ通しの苦しい展開も直線までは持ったままの良い雰囲気。最後は余力ゼロになりましたが、先に繋がるパフォーマンスだったのではないかと。とにかく相手強かったです。つついてた馬、そのまま3着残してますしねー。

 続戦できれば上積みありそうですが、メンタル的には気持ち詰まらないように間空けた方がよさそう。陣営にお任せ。次も楽しみに見ます。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。