思い切りよれたね。

 レイズアスピリットは湾岸Sに出走、6着。

 雰囲気は前走以上、道中の走りもなかなか良い感じでしたが、前が安定した走りをしている中で捲るのか追い込みに掛けるのは、やや半端な動き。結果、加速付くところで一番馬群が膨らむ大外を回す大きなロス。それでも直線向いた時は飲み込んでもおかしくない気配でしたが、ムチに反応してかよれて失速。最後立て直してまた突っ込んできましたが勝負決した後でした。


11日の中山競馬では6着。「前回が引っ掛かってしまいましたので先生とも相談して後ろから急かさずリズムを整える戦法で行くことになりました。じわっと進むことができ、今回は折り合いに難を示すようなことにはなりませんでした。道中の感触もまずまずでできるだけ揉まれない形から勝負しに行ったんです。直線に向いてさらに上げようとしたのですが、右へモタれる素振りを見せました。それで矯正するように右からステッキを入れたところ今度は外へ逃げるように膨らんでしまいました。福島でも同じようなところはありましたが、あれだけ一気に外へ行くというのはありませんでしたし、もしかしたらいくらか苦しさもあるのかなと感じました。前走に続き、いいレースにならなくて申し訳ありません」(丸山騎手)

 ふつうにやれば勝てないまでも3着には来ていた感じ。更に少し騎手の腕が加われば勝てる競馬でしたね。惜しい。やっぱり前走から難しいところが出てきていて、それを鞍上御せていないのがありあり。馬のせいとは言い切れないミスも目立ってきました。彼の良い時は、結果論で流れのいいところにいたり、特に戦略を立てて無くても馬が嵌ってくれるんですけど、少しでも戦略性や知性を要求される流れになると、すぐに底が知れてしまいます。それでも陣営の信頼は揺るがないかも知れないですが、願わくば夏のクラス替え前に違う騎手でもう一度準OPを走っておきたいなあ。


 でも少しは大人の身体になってきた這いますが、まだまだ数字より小さく見え、幼さもチラホラ。そんな中でも、準OPで能力上位を感じさせる競馬をしているのが救いです。夏以降が一層充実してくるように、大事に競馬していって欲しいですね。

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