まあ、仕方ない。

4日の中山競馬では後方からの競馬になり、終い勝負にかけたが伸びきれず12着。「これまでの戦績を見ても波があって、その時々で違いタイプ的に不安定なのだろうなぁとは思っていましたし、どう乗るのがより良さを引き出せるのかなと考えていました。悩んだ結果、イメージ的にはベリーが乗ったときの感じで行ってみることにしました。ふわっと乗るよりハミを取らせながら行きたいと思いましたし、スタートもいいときはいいので何なら後ろから突っつかれて気持ちをしっかり維持させる形もありかなとも考えていたんです。ただ、今日はスタート後になかなか進んでいかず後ろからになりました。流れが速くも感じたのですが、コース変わりでもありましたからできるだけくっついてはいたいと思っていたんです。ただ、溜まる感じがなくて…。結果的にはちょっと忙しくなってしまったのか、本当にいいときの状態までにはなかったのでしょうか…。今日はいいときのパフォーマンスができればと思っていたのですが、うまく導けなくて申し訳ありません」(田辺騎手)「成績的にもムラがあってアテにしづらいところはあるのでしょうが、中山で好走できたことがあるのは間違いない。悪くない状態で来れたように思いましたし、何とか良い走りをしてほしいと期待していました。田辺との話では、ベリーのときのようなハミをかけながら走らせるほうを選択することになったんです。出方次第であとは馬の雰囲気を感じとりながらと、最終的な進め方に関しては乗り役に託したんです。ただ、ハミをかけさすのはいいのでしょうが、溜まるというより進みがひと息で、ポジションもいい形と言うよりハミをかけた分だけ下がっているような格好になってしまいました。う〜ん…。その乗り方自体がダメということではないのでしょうが、今日は速いスタートにもならなかったですし、流れについていくのに苦労した感がありました。使ったことでまた変わってくれたらと思います。なかなか安定した走りをお見せできなくて申し訳ありません」(平田師)いいときのパターンを掴みづらい馬ではありますが、イメージを最大限に膨らませて臨んだ今回でした。しかし、スタートから行きっぷりがひと息で追走で一杯になってしまった印象です。良いときはもっとグッと来られる馬なだけにスイッチが入りきれていなかったのかもしれません。なんとも歯がゆくもどかしいですが、上位争いに食い込めるだけの力はありますから、何とか巻き返してほしいと思っています。今後は状態を見た上でどうしていくか判断していきます。

 今日は枠が全てですね。インの方であればある程度仕掛けていってのポジション取りから粘りを引き出す騎乗が良かったでしょうが、内の馬も速い中で中団外目。あれ以外はやりようがないでしょう。直線もう少しばらければ間を突いて差すことも出来たでしょうが、結構閉まっていた上に前の馬も微妙な位置取り。仕方なし。

 ナベヒロは直感的なようで居て、更新内容のように結構分析もするし、陣営の指示にも従う。ただ今回は馬のことをたいして把握していない陣営が、そのくせ決めつけた情報を伝えて、ミスリードした感も否めません。彼クラスの騎手に依頼するならレースの映像だけ見せて任せた方が余程いい。勿体ない。

 こうして一戦一戦消費していく中で、ドンピシャ嵌る条件が引退までにもう一度でも二度でも来てくれればいいですね。さて、そのドンピシャに限りなくリーチ掛かる条件が、中3週と恰好のタイミングで5/2に新潟であるわけですが。どうするかね。と言うかむしろ、ここ使わなかったらもう次は秋だし、実質終了なんですけどね。

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