ここでダート。

1日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒6−52秒1−38秒6−13秒4)。「天栄ではトモであったり膝であったりと気にしながら調整をしてもらっていましたが、ある程度固めた状態で送り出してもらったのでしょう。こちらではさほど気になることもなく順調に乗り進めることができています。帰厩後まずはじっくりと動かしてきていて、今週から本格的にやっていくことにしました。1回目のハロー明けのタイミングでウッドチップコースで、だいぶ前に馬を見る格好で集中力を維持させるように単走で動かしましたよ。時計的には目立たないかもしれませんが、動きはまずまずと思えましたし、ここまで問題なく来ているように感じます。このまま進めていきたいですね。芝がダメになったとは思っていませんが、過程のこと、そしてここ近走の成績がもうひとつということからもクラブとの相談のうえ今回は変化をつけてダートを試してみようと思います。福島もありますからまだ確定とは言いませんが、中山に牝馬限定戦というレースもありますし、そのあたりを見据えつつ調整を進めていくつもりです」(上原師)今のところ18日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1800m)に出走を予定しています。

 上原さんの何が好きって、自分が「もう一度この距離を使って欲しい」「そろそろダートを試して欲しい」みたいな希望を持っていると、ほぼその通りになることなんですよね。今回もタイミングドンピシャ。前走前でも、もう1・2走芝使ってもちょっともやっとしたものが残ったかも。相性がいいと言えばそれまで。良くないのは丸山への信頼くらいですw

 芝だと左回りの18・20以外ではまず勝負にならない様子なので、その条件来たら芝、そうじゃなければダート。選択肢が限定されないのは良いですねー。世の中には結果を受けて目先を変えるどころか、先入観に囚われて結果すら見てない調教師もいっぱい居るのにね。


 ダート、合うとは限りませんが、前走エリオットベイをダート未勝利で負かした馬もサムソンだったので、その借りをこの馬が返してくれたらいいですなー。

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